【JOYSOUNDだから、歌える!隠れた名曲ライブラリー】#12 友川カズキ「彼が居た – そうだ!たこ八郎がいた」

JOYSOUNDだから、歌える! 隠れた名曲ライブラリー

好きなアーティストの歌いたい曲が、必ずしもヒット曲だとは限りませんよね。カラオケに入っていなくて、残念な思いをした方も多いと思います。JOYSOUNDは、マニアックな曲も多く、リクエスト配信にも力を入れているから、お目当ての曲に出会いやすいようです。というわけで、JOYSOUNDだからこそ歌える、隠れた名曲の数々をご紹介!

『彼が居た – そうだ!たこ八郎がいた』


昭和61年4月発売
歌:友川カズキ
作詞・作曲:友川カズキ
編曲:石塚俊明
レーベル:ポリドール

たこ八郎は、元ボクシング日本フライ級チャンピオン。矢吹丈のモデルとも言われている伝説的なボクサーで、パンチドランカーで引退しコメディアンとなり、昭和60年、海水浴場で溺死する。その不慮の死を悼み、生前、親交が深かった友川カズキが、翌年、この曲を収録したアルバム『無残の美』をリリース。友川は、たこ八郎のアパートの部屋で作った曲だとも後に語っている。秋田弁訛りで、ときに投げつけるように、ときに叫ぶように歌う。「♪穴の中には 幾億の群れ 群れにポトリと彼が居た」……、歌詞で表現される風景は、前衛的で、読み取りにくい。しかし、その心情は、ひしひしと伝わってくる不思議な曲である。ハードコアフォークの名曲のひとつといえよう。

解説:卯村

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