【JOYSOUNDだから、歌える!隠れた名曲ライブラリー】#14 藤圭子「東京流れもの」

JOYSOUNDだから、歌える! 隠れた名曲ライブラリー

好きなアーティストの歌いたい曲が、必ずしもヒット曲だとは限りませんよね。カラオケに入っていなくて、残念な思いをした方も多いと思います。JOYSOUNDは、マニアックな曲も多く、リクエスト配信にも力を入れているから、お目当ての曲に出会いやすいようです。というわけで、JOYSOUNDだからこそ歌える、隠れた名曲の数々をご紹介!

『東京流れもの』


昭和45年4月発売
歌:藤圭子
作詞:石坂まさを
作曲:不詳
編曲:原田良一
レーベル:ビクター/RCA

藤圭子の3枚目のシングル『圭子の夢は夜ひらく』のB面として収録された曲。原曲となったのは、作者不詳の伝承歌である。一説によると少年院で歌い継がれていたものが、アウトローによって巷に広がり、“流し”などにも歌われ、やがて歌謡曲となったのだとか。このメロディがはじめて使われたのは、鈴木清順監督の映画「くたばれ愚連隊」(昭和35年)の主題歌「純情愚連隊」で、昭和40年には、「東京流れ者」のタイトルで、渡哲也と竹越ひろ子の競作としてシングルカットされている。他にも、このメロディを使った曲は、克美しげる「ああせつなき我が心」(昭和40年)や松方弘樹の「関東流れ者」など、数多く存在する。なかでも、藤圭子の歌声と歌詞のやさぐれ感は秀逸で、このメロディに最もマッチしているように感じる。「♪男一匹皮ジャンに 飾りましょうか 白い花」、「♪情け知らずの 恋知らず ああ 東京流れもの」。

解説:卯村

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