中島みゆき、新作『相聞』LP盤は重量盤&豪華ダブルジャケット仕様

中島みゆき

11月22日に発売される中島みゆき通算42枚目のフル・オリジナル・アルバム『相聞』の、アナログレコード(LP盤)が数量限定で2018年1月10日に発売されることが発表された。

アナログレコードとしては約17年ぶりに発売された『組曲(Suite)』以来、2年ぶりの発売となる。マスター音源からアナログカッティング(レコードの原盤となるラッカー盤に音の溝を彫る職人作業)を施す作業は前作と同じながらも、本作ではアナログカッティング前のマスタリングをレコード専用に行うことで、前作以上のクオリティアップが図られた。

本作のマスタリングとカッティングを施したのは、レコード・カッティングの巨匠JVCマスタリングセンターの小鐵 徹。山下達郎を始めスピッツ、くるり等、日本を代表するシンガーソングライター作品のアナログレコード復刻を行うなど、その高い技術は折り紙付き。
本作では音源マスターを決定するにあたって、小鐵氏立会いの元、DSD(Direct Stream Digital)、PCM(Pulse Code Modulation)の両方の音源マスターの聴き比べを行いDSDを選択。マスタリングでは小鐵氏による繊細かつ豊かな音で中島みゆきの歌声を再現。レコードならではの小さい音から大きい音へのダイナミズムの中に、繊細な歌のニュアンスを堪能出来る作品に仕上がっている。改めて中島みゆきの豊かな声と音楽プロデューサー瀬尾一三の繊細かつ壮大なアレンジに耳を傾けて欲しい。

また、ジャケットはアナログレコードならではのA式ダブル(見開き)ジャケット仕様で、11月22日に一足先に発売されるCDとは違った迫力ある写真も楽しめる。さらには2枚組の重量盤(180g)仕様となっており、中島みゆきファンに留まらず、アナログファンにも手にとって欲しい1枚。CDマスタリング音源(LAの巨匠、スティーブン・マーカソンによるマスタリング)との聞き比べを楽しめるのも本作の魅力だ。

『相聞』アナログレコード(LP盤)

中島みゆき / 『相聞』アナログレコード(LP盤)
2018年1月10日発売
アナログ(12インチ)
YCJW-10009~10 / 5,000円(本体価格)+税
[ Side-A ]
1. 秘密の花園
2. 小春日和
3. マンハッタン ナイト ライン
4. 人生の素人(しろうと)
[ Side-C ]
1. 移動性低気圧
2. 月の夜に
3. ねこちぐら
4. アリア -Air- ※2016年 平原綾香への提供曲のセルフカバー
[ Side-D ]
1. 希(ねが)い
2. 慕情
※今作品のSide-B(B面)には音声は収録されません。

オリジナルアルバム『相聞』

中島みゆき / 相聞
2017年11月22日発売
YCCW-10315 / 3,000円+税
[ 収録楽曲 ]
1. 秘密の花園
2. 小春日和
3. マンハッタン ナイト ライン
4. 人生の素人(しろうと)
5. 移動性低気圧
6. 月の夜に
7. ねこちぐら
8. アリア -Air-
9. 希(ねが)い
10. 慕情

<中島みゆき「夜会工場」VOL.2>

2017年
11月26日(日)東京・府中の森芸術劇場 どりーむホール
12月02日(土)福岡・福岡サンパレスホテル&ホール
12月04日(月)福岡・福岡サンパレスホテル&ホール
12月05日(火)福岡・福岡サンパレスホテル&ホール
12月11日(月)大阪・フェスティバルホール
12月13日(水)大阪・フェスティバルホール
12月14日(木)大阪・フェスティバルホール
2018年
1月09日(火)大阪・フェスティバルホール
1月11日(木)大阪・フェスティバルホール
1月12日(金)大阪・フェスティバルホール
1月23日(火)東京・Bunkamura オーチャードホール
1月25日(木)東京・Bunkamura オーチャードホール
1月26日(金)東京・Bunkamura オーチャードホール
1月30日(火)東京・Bunkamura オーチャードホール
2月01日(木)東京・Bunkamura オーチャードホール
2月02日(金)東京・Bunkamura オーチャードホール
2月17日(土)愛知・愛知県芸術劇場 大ホール
2月18日(日)愛知・愛知県芸術劇場 大ホール

◆中島みゆきオフィシャルサイト