【JOYSOUNDだから、歌える！隠れた名曲ライブラリー】#17 岡林信康「それで自由になったのかい」

好きなアーティストの歌いたい曲が、必ずしもヒット曲だとは限りませんよね。カラオケに入っていなくて、残念な思いをした方も多いと思います。JOYSOUNDは、マニアックな曲も多く、リクエスト配信にも力を入れているから、お目当ての曲に出会いやすいようです。というわけで、JOYSOUNDだからこそ歌える、隠れた名曲の数々をご紹介！

『それで自由になったのかい』

昭和45年3月発売
歌・作詞・作曲：岡林信康
レーベル：URCレコード

デビューシングル『ほんじゃま おじゃまします（くそくらえ節）』（昭和43年）がいきなり発禁という華々しいスタートを切った、岡林信康。そんなこともカリスマ性に拍車をかけ、“フォークの神様”、“反戦フォークの旗手”などと呼ばれるようになる。しかし、そういったレッテルから逃れるために蒸発。その後、はっぴいえんどを従えてロッカーとしてカムバックした頃の作品である。同じく、フォークギターからエレキギターへ持ち替えたボブ・ディランの影響をもろに感じる。この収録の演奏は、ギターが中川イサト（五つの赤い風船）、ハーモニカが西岡たかし（五つの赤い風船）、ベースが谷野ひとし（元・ジャックス）、オルガンが木田高介（元・ジャックス）、そして、ドラムはつのだ・ひろが担当しているというゴージャスな布陣なのだ。演奏時間は、7分29秒とロングなので気合いを入れて歌い叫ぼう。「♪あんたの云ってる自由なんて　ブタ箱の中の自由さ」。

解説：卯村

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