佐藤竹善、ツアーファイナルに松田弘ら豪華メンバー集結

佐藤竹善 / SING LIKE TALKING

SING LIKE TALKINGの佐藤竹善(Vo)が、各地を巡ってきたライブイベント<佐藤竹善 Live! The Best Of Cornerstones>の最終公演を11月30日、東京・ビルボードライブ東京で開催した。

春に行った東京・かつしかシンフォニーヒルズでの初日公演を皮切りに、大阪・オリックス劇場<佐藤竹善 Presents Cross your fingers 19 ~Cornerstones Anniversary Contents~>とのコラボイベントも行い、愛知、神奈川、富山、大阪、そしてこの日のビルボードライブ東京と計7公演を実施。さらに、SING LIKE TALKINGとしても初夏に『6月の青い空』、秋にはサラ・オレインをフィーチャリングした『闇に咲く花 ~The Catastrophe~』と立て続けにシングルリリースも行うなど、SING LIKE TALKING デビュー30周年という節目を目前に控える中、精力的な活動で音楽ファンを楽しませてきた。

佐藤竹善 / SING LIKE TALKING

そんな彼の強靭なバイタリティ、ミュージシャンとしての果てなきチャレンジ精神は、この日、ビルボードライブ東京における最終公演からもひしひしと感じとることができた。本公演は観客入れ換えの2部制のステージとなっており、バンドメンバーはサザンオールスターズの松田弘(Dr)を筆頭に、安部 潤(Key)、大島俊一(Sax、Key)、河野充生(Ba)、黒田晃年(Gt)と歴戦のトッププレイヤーたちが集結。日本屈指のボーカリストである佐藤竹善の歌声を、持てるスキルの限りで彩っていくのだ。そして会場は、10周年を迎えた2017年に音響システムを一新し、世界最高峰のエンターテインメントを提供し続けているビルボードライブ東京。これまでも全国各地の素晴らしい音楽環境の中で、最高のバンドサウンドを鳴らしてきたが、その締めくくりに相応しいロケーションでのステージとなった。

佐藤竹善 / SING LIKE TALKING

公演内で披露される楽曲は、カバー集シリーズ“CORNERSTONES”のベストセレクションアルバム『The Best of Cornerstones 1 to 5 ~The 20th Anniversary~』に収録された楽曲が中心だ。ボビー・コールドウェル「What You Won’t Do For Love」で幕を開けると、エレクトリック・ライト・オーケストラ「Last Train To London」、チャカ・カーン「What cha’ Gonna Do For Me?」と序盤は華やかなポップスをセレクト。軽やかな中にもムーディな色気を漂わせるさすがの手腕で観衆を魅了していく。また、「ここだけの話、ボーカリストはオリジナルよりカバーばっかり歌ってる方が楽しいですね」というトークで会場を沸かせれば、この日は「1曲でも多く聴いてもらいたい」という思いのもと、SING LIKE TALKINGのライブや、今ツアーではおなじみだった長尺のMCは封印。イーグルスや、先日他界したトム・ペティが心から憧れていたというランディ・ニューマンからイルカの代表曲「雨の物語」、アラン・パーソンズ・プロジェクトとスティーヴィー・ワンダーの間にGAO「サヨナラ」を挟むなど、和洋取り揃えた名曲の数々を次々に歌い上げて喝采を集めた。

佐藤竹善 / SING LIKE TALKING

2部のアンコールでは、高校生の頃に練習しまくっていた楽曲を、それから40年近く経った今にしてついにステージで歌えると、パブロ・クルーズ「Love Will Find a Way」を熱唱するレアなアクトも。最後はアコギを手に、エリック・クラプトンが世に知らしめた大名曲「Change the World」(原曲:ワイノナ・ジャッド)を披露し、スタンディング・オベーションが巻き起こる大団円で半年あまりに渡り各地で開催、大盛況を記録し続けてきた<佐藤竹善 Live! The Best Of Cornerstones>を締めくくった。

佐藤竹善 / SING LIKE TALKING

なお、今後も佐藤竹善はライブが予定されており、12月は新潟、金沢、名古屋、下関にて<佐藤竹善 with The Jazz Creatures Your Christmas Night 2017>を開催。SING LIKE TALKINGの30周年が本格化する2018年は、1月から東京、大阪、名古屋、仙台でツアー<SING LIKE TALKING 2018 The Tour with Next Generation>を行い、1月17日には4年半ぶりのオリジナルアルバム『Heart Of Gold』をリリース。佐藤竹善はソロとしても、3月に<上妻宏光“Standard Songs” feat.佐藤竹善2018-三味線とPIANOで奏でる名曲達->に出演することが決定している。

佐藤竹善 / SING LIKE TALKING

佐藤竹善 アルバム『The Best of Cornerstones 1 to 5 ~The 20th Anniversary~』

佐藤竹善 / The Best of Cornerstones 1 to 5 ~The 20th Anniversary~

2016年11月23日発売
UPCH-2100/2 / 3,900円+税
3枚組CD
[DISC 1、2] 洋楽カバー
[DISC 3] 邦楽カバー

佐藤竹善 アルバム『My Symphonic Visions ~CORNERSTONES 6~ feat. 新日本フィルハーモニー交響楽団』

佐藤竹善『My Symphonic Visions ~CORNERSTONES 6~ feat. 新日本フィルハーモニー交響楽団』ジャケット

2016年11月23日発売
UPCH-2099 / 3,000円+税
[ 収録楽曲 ]
1. Story Of My Life(One Direction)
2. This Love(Maroon 5)
3. Against All Odds(Phil Collins)
4. Hey Brother(Avicii)
5. Africa(Toto)
6. Will You Still Love Me?(Chicago)
7. The A Team(Ed Sheeran)
8. Come On(Ben Jelen)
9. Human(佐藤竹善)
10. 明日へ(For Kumamoto Version)(佐藤竹善)
※( )内、オリジナルアーティスト名

SING LIKE TALKING アルバム『Heart Of Gold』

2018年1月17日発売
[初回限定盤(CD+DVD)] UPCH-7381 / 4,320円+税
[通常盤] UPCH-2146 / 3,200円+税

[アナログ盤] UPJH-9059 / 4,200円+税
2018年2月21日発売
※CD収録のBonus Track「闇に咲く花 ~The Catastrophe~(Single Version)」の収録はありません

<佐藤竹善 with The Jazz Creatures Your Christmas Night 2017>

2017年12月7日(木)新潟・新潟市音楽文化会館
2017年12月8日(金)石川・北國新聞赤羽ホール
2017年12月16日(土)愛知・名古屋ブルーノート
2017年12月17日(日)山口・Jazz Club BILLIE

<SING LIKE TALKING 2018 The Tour with Next Generation>

2018年1月20日(土)東京・豊洲PIT
2018年1月27日(土)大阪・Zepp Namba
2018年2月12日(月・祝)愛知・Zepp Nagoya
2018年2月24日(土)宮城・仙台PIT
2018年3月25日(日)東京・TOKYO DOME CITY HALL

◆SING LIKE TALKING 30周年記念特設サイト
◆佐藤竹善 レーベルオフィシャルサイト