【インタビュー】中澤卓也(前編)デビュー1年目をふり返る「幸せ過ぎる1年でした」

中澤卓也

初体験の多い豪華なワンマンコンサートは「1年で一番のポイント」

――ライブDVD『中澤卓也コンサートin 赤坂BLITZ』が2018年1月10日に発売されました。このコンサートで、特に深く想い出に残っていることは何でしょうか?

やっぱりもう、このコンサートは2017年の中で一番ポイントになった部分でもあり、成長になる要素がたくさんあった部分でもありました。生バンドの編成で、ダンサーの方もいて、というすごく豪華なステージでしたし、何といっても、レコード会社の先輩の美川憲一さんにスクリーンでご出演いただいて、一緒に「さそり座の女」を歌わせていただいて、しかも掛け合いもさせていただいたっていうのは、すごく印象に残っていますね。

――面白いかけあいでした。

なかなか緊張しましたけどね。スクリーンは収録だったんですけど、美川さんが収録している現場に僕も行かせていただいて、色々と見ていたんです。その時の感じとかをイメージしつつ、映像のDVDをいただいて、どのタイミングでどの言葉を僕が言う、とか自分で練習をして、本番合わせたんですけど、本番がたぶん一番うまくいったと思います。やっていて楽しかったです。

中澤卓也

――選曲も素晴らしいと思いますが、選曲はどのように決められましたか?

選曲については僕も、こんな曲がいいんじゃないか、あんな曲がいいんじゃないかって話をしたんですけど、クラウンのスタッフさんや色んなスタッフさんと打ち合わせをしていく中で、決まりました。オリジナルの曲が2曲しかないっていう中でのコンサートだったので、あとは全部カバーになってしまうわけじゃないですか。そうすると選曲が難しいですよね。どのくらいの割合でどんな曲をやろうかっていうのも。生バンドでダンサーもいてっていうのは、僕も全く初めての試みでしたし。なので、色んなスタッフさんのお力もお借りして、テンポ感のある曲もやり、演歌もあり、ポップスもあり、ムード歌謡もあり、ハジけた、「GOLDFINGER ’99」も、普段のキャンペーンでは絶対できないような曲だと思うので、すごく色んなことが試せた場所でもありました。

――どの曲もご自身の歌にされていると思います。

歌われている方々が相当な方々なので、緊張もしましたけど、でも僕の世界観というか、中澤卓也っていう世界観を作っていくうえで、色んなことが勉強できた曲ですよね。コンサートで初挑戦だった曲がほとんどだったんですよ。「星降る街角」、「愛はかげろう」も初めてでしたし、「別れの朝」とかもそうですね。DVDには入っていませんが、洋楽もプレスリーの曲を歌いましたし、すごい色々な挑戦もあって、勉強になりました。

中澤卓也

――カバー曲の中で、特にお好きな曲は何ですか?

「君は薔薇より美しい」はキャンペーンでも歌っていたんですけど、もう楽曲が持っているエネルギーがすごいので、歌っていて楽しかったですし、「君は心の妻だから」とかムード歌謡も好きですし、ポップスでいうと「ワインレッドの心」とか、「さくら」とか。意外と「GOLDFINGER’99」も楽しかったですね。もうイケイケで、強弱とか関係なく、頭からトップでガーンといく曲って、僕の今まで歌ってきた曲の中にないものだったので、こういうのも面白いなって。それで、色んな方から感想を聞くと、男性の方は、テンポ感のある曲が合ってるね、良かったって言ってくださる方が多くて、女性の方は、割としっとり歌い上げるバラード、「ワインレッドの心」とか「君は心の妻だから」とか「君が美しすぎて」とか、そういう曲が良かったって言ってくださる方が多くて、性別や世代でも響く歌が違うっていうのもあるんだなと勉強になりました。これから自分がどういう曲を歌っていこうかって考えたときに、ものさしになる部分もちょっと作れたかなって思います。

――バンドも素晴らしいですが、メンバーはどのように集められたんですか?

僕をスカウトしてくださったクラウンの方が主導になって集めてくださったバンドなんです。もうすごく良い方達で、歌を聴いて歌に合わせて演奏してくださるような感じでした。僕も初めてのバンド編成で、もちろん、このライブで集まったメンバーなので合わせるのも初めてなんですけれど、最初のリハーサルの段階から僕も身を委ねられるというか、スムーズにいきました。本番の前に4回スタジオに入って合わせました。

中澤卓也

――それは楽しそうですね。

いやあ、もう楽しいですよ。やっぱり普段は一人でステージに立つじゃないですか。でも、後ろを向けばバンドの方達がいるし、ダンサーの方達も右にも左にもいるし、こんな安心するものなんだな、と思って、僕自身もすごくステージを楽しめました。衣装は、元々持っていた衣装で、でもあの白いスリーピースの衣装はなかなかない感じですね。各ブロックごとに、それぞれのテーマがあると思うので、そのテーマに合わせて考えていった感じです。

――すごく気持ちよさそうに歌われていますね。

いや、もう最高でしたね。最初の頭3曲目くらいまでは緊張していたんですけど、それ以降はもう、楽しかったですね。

――緊張しているようにみえませんね。

いやいや(笑)。

――2018年のコンサートの予定はありますか?

今のところ決まっているのはないんですけど、また大きいコンサートをできたらいいなという話は出ています。

後編へ続く

中澤卓也 サイン入りカレンダー 2018

2ndシングル『彼岸花の咲く頃』とライブDVD『中澤卓也コンサート in 赤坂BLITZ 〜赤坂にサカス歌の華たち〜』の発売に合わせた中澤卓也さんのインタビューを記念して、2018年のサイン入りカレンダーをいただきました。3名様にプレゼントいたします。 ◆プレゼントページへ

2ndシングル『彼岸花の咲く頃』


2017年11月29日発売
CRCN-8104 / 1,204円+税
[ 収録楽曲 ]
1. 彼岸花の咲く頃(作詩:いで はく/作曲:田尾将実/編曲:若草 恵)
2. 心変わり(作詩:田久保真見/作曲:田尾将実/編曲:南郷達也)
3. 彼岸花の咲く頃[オリジナル・カラオケ]
4. 心変わり[オリジナル・カラオケ]

ライブDVD『中澤卓也コンサート in 赤坂BLITZ 〜赤坂にサカス歌の華たち〜』

中澤卓也コンサート in 赤坂BLITZ 〜赤坂にサカス歌の華たち〜
2018年1月10日発売
CRBN-63 / 4,444円+税
[ 収録楽曲 ]
1. 青いダイヤモンド
2. 勝手にしやがれ
3. 星降る街角
4. 君恋し
5. 君が美しすぎて
6. 君は心の妻だから
7. 君は薔薇より美しい
8. さそり座の女
9. 別れの朝
10. ワインレッドの心
11. 愛はかげろう
12. 時の過ぎゆくままに
13. さくら(独唱)
14. 愛し君へ
15. 見上げてごらん夜の星を
16. GOLDFINGER ’99
17. 黄昏に
18. 青いダイヤモンド
19. ありがとうあなたへ

◆中澤卓也 オフィシャルサイト
◆中澤卓也 オフィシャルブログ
◆中澤卓也 オフィシャルTwitter

ただいま、記事の2/2ページ目です。 最初のページに戻る