【インタビュー】中澤卓也(後編)2年目の決意「新しい中澤卓也を見せていきたい」

【インタビュー】中澤卓也(後編)2年目の決意「新しい中澤卓也を見せていきたい」

幅広いジャンルの音楽に影響を受ける、2018年はさらに躍進

――特にイントロが好きな曲はありますか?

そうですね。結構あるんですけど、どっちかなんですよ。スティーヴィー・ワンダーの「Superstition」か、ビートルズの「Lady Madonna」です。

――洋楽なんですね。

はい。もう、間違いなく洋楽ですね! 洋楽はよく聴きます。

――どんなアーティストを聴かれるんですか?

スティーヴィー・ワンダーも聴きますし、ビリー・ジョエルも聴きますし、ビートルズ、あとはTOTO、シカゴ、最近の洋楽だと、ブルーノ・マーズとか聴きますね。僕の歌の師匠の田尾将実先生に、洋楽や色んな歌のジャンルを教えてもらいました。田尾先生は演歌・歌謡曲で作曲されていますけど、単身でアメリカに渡って、向こうで作曲家になりたくて、ずっと洋楽を勉強していた先生なんです。向こうのアーティストさんの歌い方もそうですけど、曲の感じとか、間違いなく日本にないものですし、すごく勉強になるんですよ。息使いだったり、強弱の付け方だったりとか。

――中澤さんのバックバンドもロックな演奏ですよね。

バンドの皆さんもロックで活動されている方々なので、「GOLDFINGER ’99」とかイケイケの曲は抜群ですね。

【インタビュー】中澤卓也(後編)2年目の決意「新しい中澤卓也を見せていきたい」

――好きな作詞家、作曲家は?

演歌・歌謡曲に触れてからまだ4年位の期間しかないので、あんまり詳しくはないんですけど、作曲家はやっぱり師匠の田尾将実先生です。演歌を作ってもちょっとおしゃれな、映える演歌と言いますか、そういうものを作られたりとか、色んな引き出しを持っている先生なので、すごく尊敬していますし、憧れている部分もあります。作詞家ですと、「彼岸花の咲く頃」を作詞していただいた、いではく先生です。この歌の詞をいただいたときに、「赤い彼岸花 逆さに吊るして 線香花火みたいねと 無邪気に笑った君に」っていうフレーズが出てくるんですけど、彼岸花は彼岸花としか僕は見えなかったんです。でもそれを逆さに吊るして、「線香花火みたいね」って世界を描いちゃうっていうのがすごいなと思いました。いではく先生は、僕の出身地の新潟にも縁のある先生なんです。新潟で建築会社のCMがあるんですよ。そのCMソングは、僕が小さいころからずーっと聴いているんですが、それを、いではく先生が作詞されているんですよ。レコーディングの時もその話ですごく盛り上がって。もう大先生なのに、デビューしたばかりの新人の僕にもすごくフランクに話しかけてくださったし、気さくで、素敵な方だなと思いましたね。

――歌のために毎日していることはありますか?

喉は使うので、乾燥には気を使っていますし、マスクも必需品です。それと、毎日仕事前に家にあるピアノに触れるようにしています。歌い手は自分の体が楽器なので、その中にしっかり音階を作っていかないといけない、と田尾先生から教わって、それには絶対音の音が出るものを聴きながら、自分が同じ音を出して、もう脳に覚えさせるしかないんですよ。それを毎日、10分か15分やってから仕事に行くようにしています。お風呂上りと寝る前にはストレッチをしています。

――自分の出棺の時に流したい曲は何ですか?

これはもう、「青いダイヤモンド」ですね。やっぱりこの曲で自分の歌い手の人生が始まったというのもありますし、「君に会えたから今の僕がいる」というのが、出棺の時にぴったりと言えばぴったりな歌詞でもありますし、いつ歌っても伝わる歌じゃないかと思うんです。新人賞のステージで歌えるのもやっぱり「青いダイヤモンド」を通して、色んな人に出会って、出会った皆さんがいてくれたから、このステージに立てている自分がいるんだっていうふうな取り方もできる歌だと思うので、すごく素敵なデビュー曲をいただいたと思いますし、出棺の時も間違いなく「青いダイヤモンド」です。

【インタビュー】中澤卓也(後編)2年目の決意「新しい中澤卓也を見せていきたい」

――最後の質問になりますが、2018年に挑戦したいことはありますか?

2017年は本当に色んな賞をいただきましたし、大きいイベントもたくさんあったので、やっぱり、さらに上をいかなきゃいけないなあとは思うんです。やっぱり毎年上を目指していくことって大変だとは思うんですけど、でもそれをしていかないと歌い手としても成長しないですし、これから何十年と歌っていこうと思ったときに、何かしらのレベルアップ、スキルアップがないと、自分自身も高みを目指していけないので。2年目は新しい中澤卓也を、曲からも新しい一面を見せていきたいですし、歌以外でのステージ上のパフォーマンスや楽器だったり、そういうものもちょっとずつ練習していきたいなと思います。僕は元々ギターの弾き語りをデビュー前に新潟でずっとやっていたんです。なのでやっぱり、初めはギターかなって思っています。でもできることは色々挑戦してみたいですし、歌以外のお仕事にも挑戦していきたいです。

◆【インタビュー】中澤卓也(前編)デビュー1年目をふり返る「幸せ過ぎる1年でした」

中澤卓也 サイン入りカレンダー 2018

2ndシングル『彼岸花の咲く頃』とライブDVD『中澤卓也コンサート in 赤坂BLITZ 〜赤坂にサカス歌の華たち〜』の発売に合わせた中澤卓也さんのインタビューを記念して、2018年のサイン入りカレンダーをいただきました。3名様にプレゼントいたします。 ◆プレゼントページへ

2ndシングル『彼岸花の咲く頃』


2017年11月29日発売
CRCN-8104 / 1,204円+税
[ 収録楽曲 ]
1. 彼岸花の咲く頃(作詩:いで はく/作曲:田尾将実/編曲:若草 恵)
2. 心変わり(作詩:田久保真見/作曲:田尾将実/編曲:南郷達也)
3. 彼岸花の咲く頃[オリジナル・カラオケ]
4. 心変わり[オリジナル・カラオケ]

ライブDVD『中澤卓也コンサート in 赤坂BLITZ 〜赤坂にサカス歌の華たち〜』

中澤卓也コンサート in 赤坂BLITZ 〜赤坂にサカス歌の華たち〜
2018年1月10日発売
CRBN-63 / 4,444円+税
[ 収録楽曲 ]
1. 青いダイヤモンド
2. 勝手にしやがれ
3. 星降る街角
4. 君恋し
5. 君が美しすぎて
6. 君は心の妻だから
7. 君は薔薇より美しい
8. さそり座の女
9. 別れの朝
10. ワインレッドの心
11. 愛はかげろう
12. 時の過ぎゆくままに
13. さくら(独唱)
14. 愛し君へ
15. 見上げてごらん夜の星を
16. GOLDFINGER ’99
17. 黄昏に
18. 青いダイヤモンド
19. ありがとうあなたへ

◆中澤卓也 オフィシャルサイト
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