【JOYSOUNDだから、歌える!隠れた名曲ライブラリー】#40 小島麻由美「真夜中のパーティー」

JOYSOUNDだから、歌える! 隠れた名曲ライブラリー

好きなアーティストの歌いたい曲が、必ずしもヒット曲だとは限りませんよね。カラオケに入っていなくて、残念な思いをした方も多いと思います。JOYSOUNDは、マニアックな曲も多く、リクエスト配信にも力を入れているから、お目当ての曲に出会いやすいようです。というわけで、JOYSOUNDだからこそ歌える、隠れた名曲の数々をご紹介!

「真夜中のパーティー」


平成10年12月発売

歌:小島麻由美
作詞・作曲・編曲:小島麻由美
レーベル:ポニーキャニオン

7枚目のシングル(4曲入り)のタイトル曲。小島麻由美の楽曲の多くには、ジャズやブルースの流れをくむアメリカンポップス黄金時代の面影が感じられる。実際に、彼女の公式サイトにも「高校時代、ふと耳にしたローズマリー・クルーニーの音楽で突然アメリカン50′sの虜に。しかし英語詞がメンドクサイので、自分でつくることにする」とある。ローズマリー・クルーニーといえば世界的に大ヒットした「Come on-a My House」(1951年)だが、日本においても1952年(昭和27年)に江利チエミがカバーしている。当時の日本の音楽家が受けた衝撃を、小島は狂気を孕んだ独自性を爆発させながら継承しているようである。この「真夜中のパーティー」も、ラテン音楽を取り入れはじめた頃の昭和歌謡の香りが漂う。それでいて、歌詞は「♪ビスケットのかけらたよりに そっとうちに帰ろうよ ふくろうの目 闇にひかり つないだ手にちからこめた」と歌いだしからファンタジックで、彼女のオリジナリティ溢れる魅力を引き立てている。踊りへと誘うようなフルートの調べに呼応して、けだるさを醸しつつリズミカルに歌おう。

解説:仲村瞳

関連リンク

◆真夜中のパーティ/小島麻由美 ‐ カラオケ・歌詞検索 JOYSOUND.com
◆JOYSOUND オフィシャルサイト