JOYSOUND初の全国カラオケ大会のエリア決勝開催、1日で約90組が熱い戦い

JOYSOUND初の全国カラオケ大会のエリア決勝大会開催、1日で約90組が熱い戦い

5月27日、東京都港区のザ・グランドホールにて、<JOYSOUND 全国カラオケ大会 2018>のエリア決勝が開催された。

<JOYSOUND 全国カラオケ大会 2018>は、JOYSOUNDが主催する初の全国規模のカラオケ大会で、優勝者には100万円が贈呈される。応募資格は「日頃からJOYSOUNDをご愛顧いただいているお客様」で、出場料は無料というのも、カラオケ大会としては珍しい。WEBとハガキでの応募の中から選ばれた人が、エリア選考会(東京、栃木、埼玉、札幌、仙台、盛岡、名古屋、大阪、静岡、熊本、松山、広島、福岡で開催)に進み、うたスキ動画からの応募、音源を郵送しての応募の中から選ばれた人を合わせて、エリア決勝が行われた。そこで勝ち進んだ人が、決勝大会に出場という流れである。

「聴きたいのは、心動かす、魅せる歌声」をテーマに、機械による採点ではなく、審査員による歌唱力を軸とした審査が行われるのもこの大会ならでは。ここでは、東京エリア決勝のB(後半戦)の模様を紹介する。当日は午前中よりエリア決勝A(前半戦)が行われ、A、B合わせて約90組の出場者が競った。ザ・グランドホールは500人が収容可能でステージも広く、照明も本格的。JOYSOUNDの最新機種「JOYSOUND MAX2」を使用し、音響も抜群だ。また、カメラも入り、歌唱姿はスクリーンにも映される。カラオケファンなら誰でも「ここで歌ってみたい」と思うだろう。多くの観覧者で賑わう中、エリア決勝Bが行われ、46組の出場者が魂のこもったパフォーマンスを繰り広げた。エリア選考、音源選考を勝ち抜いただけあり、どの出場者が優勝でもおかしくないほどの、ハイレベルな戦いに会場は熱気に包まれた。この中から、優勝、準優勝、敢闘賞、特別賞に選ばれた15組が決勝大会へと駒を進める。

おがさわらあい

おがさわらあい

おがさわらあい

ゲストコーナーには、歌手のおがさわらあいが出演し、オリジナル曲「心に咲く名もない花」「サクラ知れず」と、安全地帯の「恋の予感」を披露。プロのパフォーマンスで出場者と観覧者を魅了した。休憩時間に、各地の選考会の映像がスクリーンに流れるという演出も楽しい。

JOYSOUND初の全国カラオケ大会のエリア決勝大会開催、1日で約90組が熱い戦い

見事優勝を獲得したのは、高橋真梨子の「for you…」を歌った川田浩行さん

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準優勝は、喜多修平の「君だけを」を歌った近藤裕紀さん

JOYSOUND初の全国カラオケ大会のエリア決勝大会開催、1日で約90組が熱い戦い

優秀歌唱賞は、スターダスト☆レビューの「木蘭の涙<acoustic version>」を歌った正木裕人さん

敢闘賞は、内藤やす子の「六本木ララバイ」を歌った田中文雄さん、CHEMISTRYの「最期の川」を歌った泉幸子さん、ちあきなおみの「喝采」を歌った高山侑土さん、稲葉浩志の「羽」を歌った矢嶌知茂さん、HYの「Song for…」を歌った内田恵美さん、高橋真梨子の「桃色吐息」を歌った八木橋延枝さん、前川清の「花の時・愛の時」を歌った榊原裕進さんのほか、計11組が受賞。おがさわらあいが選ぶ特別賞はクリス・ハートの「未来へ」を歌った伊藤公さん・伊藤敦子さんが選ばれた。

歌唱前と歌唱後の審査員たちのコメントも、カラオケファンには勉強になることばかりなので、ぜひとも心に刻んでおきたい。「皆さんお上手な方が揃っていて、技術的な部分は差がほとんどつかないかと思います。差がつくところは何かというと、その曲の良さが伝わるかどうか。説得力のある歌が歌えるかどうか。そういった部分が技術を越えて皆さんの心と胸に響くのです」唯野奈津実(エンジョイシング代表 カラオケ評論家 カラオケ大会プロデューサー)、「歌だけでなくパフォーマンスですとか、せっかくステージに立つわけですから、ステージをフルに使って思いっきりやってください」多田朗人(日本作曲家協会会員 日本作詞家協会会員 シンガーソングライター)、「緊張されると思うんですけど、歌う前にニコっと笑って緊張をほぐして、いつもの調子で歌ってほしい」伊藤亮洋(株式会社エクシング取締役)、「今日1曲でも多くの曲を好きになって帰りたい」寺本勝哉(株式会社エクシング宣伝広報部長)、「審査は僅差で拮抗しました。決めるのが心苦しかったぐらい伯仲した歌唱であったと思います。惜しくも選に漏れた方も、歌い続けて上を目指して頑張ってほしい」佐藤尚(テイチクエンタテインメント制作本部副本部長)。

最後に大会の総括として伊藤亮洋取締役がこう語った。「今日ご参加していただいた皆さん、本当にお上手です。本当に感動しました。応援をいただいた皆さん、ありがとうございました。JOYSOUNDは今年初めて、こうした全国カラオケ大会をやらせていただきました。全国津々浦々からご応募をいただきまして、大成功でやっております。来年以降も継続して続けていきたいです。カラオケは、コミュニケーションをとったり、日ごろのストレスを発散したり、色々な使い方があると思います。我々JOYSOUNDはメーカーとして、これからも皆さんに楽しんでいただけるカラオケをさらに続けていきたいと思っています」。

JOYSOUND初の全国カラオケ大会のエリア決勝大会開催、1日で約90組が熱い戦い

決勝大会は、6月24日、東京都港区の品川ステラボールで開催される。観覧応募は6月5日まで受付中。

「JOYSOUND全国カラオケ大会2018」

■決勝大会
6月24日(日) 東京・品川ステラボール

■審査方法
審査員による歌唱力を軸とした審査(カラオケ採点機能は使用しません)

■使用機種:JOYSOUND MAX2

■優勝賞金:100万円 ※その他、特別賞を多数ご用意

■「決勝大会」観覧応募
特設サイトの応募フォームより
期間:6月5日(火)まで

◆「JOYSOUND全国カラオケ大会2018」特設サイト

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