【JOYSOUNDだから、歌える!隠れた名曲ライブラリー】#44 MOON CHILD「極東少年哀歌」

JOYSOUNDだから、歌える! 隠れた名曲ライブラリー

好きなアーティストの歌いたい曲が、必ずしもヒット曲だとは限りませんよね。カラオケに入っていなくて、残念な思いをした方も多いと思います。JOYSOUNDは、マニアックな曲も多く、リクエスト配信にも力を入れているから、お目当ての曲に出会いやすいようです。というわけで、JOYSOUNDだからこそ歌える、隠れた名曲の数々をご紹介!

「極東少年哀歌」


平成10年8月発売

歌:MOON CHILD

作詞:佐々木收
作曲:佐々木收
編曲:MOON CHILD
レーベル:avex trax

MOON CHILDの9枚目のシングル『フリスビー』のカップリング曲。MOON CHILDは、平成7年より、タンバリンズという名で下北沢を根城に活動していたロックバンドだった。同年、バンド名をMOON CHILDに変更。当時、ダンスミュージックで隆盛を極めていたavex traxにスカウトされ、avex trax初のロックバンドとして平成8年に「Brandnew Gear」でデビュー。元々はボーカル&ギターの佐々木收、ベースの渡邊崇尉、樫山圭の3ピースバンドだが、平成8年からギターの秋山浩徳もメンバーとして参加している。「極東少年哀歌」は、ロック色の濃いサウンドに、佐々木特有のシュールでエッジの効いたフレーズ満載の名曲。「♪ポスト ★★★★★★★★★ 期待されて3年 一発屋でおわっちゃってんだ No No No No No No」という歌詞の伏字部分はエフェクトでわからないようになっているが「Mr.Children」という説が有力である。平成9年に発売された5枚目のシングル「ESCAPE」の大ヒットと解散の暗示、音楽業界への不信感など、自虐的ロックの様相も垣間見える。「♪ひみつのアッコちゃんのB面なんていかしてる」と、水森亜土の「すきすきソング」(昭和44年)を讃えているのも良い。MOON CHILDは平成11年に解散。佐々木の妖しくオリジナリティ溢れるダンスは「オサムダンス」と称され、ライブの見せ場でもあった。佐々木はその後、ベースの渡邊とユニットSCRIPTを結成(平成24年に活動休止)。現在はソロで活動を続けている。

解説:仲村瞳

関連リンク

◆極東少年哀歌/MOON CHILD ‐ カラオケ・歌詞検索 JOYSOUND.com
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