<JOYSOUND 全国カラオケ大会 2018>決勝大会で、全国の頂点が決定

<JOYSOUND 全国カラオケ大会 2018>決勝大会で、全国の頂点が決定

6月24日、東京都港区の品川ステラボールにて<JOYSOUND 全国カラオケ大会 2018>の決勝大会が開催された。<JOYSOUND 全国カラオケ大会 2018>は、JOYSOUNDが主催する初の全国規模のカラオケ大会。「聴きたいのは、心動かす、魅せる歌声」がテーマで、優勝者には100万円が贈呈される(参加費は無料)。2月に始まった全国13会場15回に及ぶエリア選考会などを経て、エリア決勝(福岡・大阪・東京)を勝ち抜いた、60組の精鋭達が熱い戦いを繰り広げた。

品川ステラボールは、スタンディングで1700人収容可能の大規模な会場。入口から客席までのスペースには、出場者の写真の大パネルも展示されていた。JOYSOUNDの最新機種「JOYSOUND MAX2」を使用した抜群の音響に、照明もプロ仕様。大画面に映し出される、自分の歌唱姿と、曲に合った映像を背に歌えるというのも贅沢な演出で、カラオケファンには夢のステージといえる。大会の模様は、YouTube Liveでの生放送も行われた。司会は宮川俊二と岡崎奈々が務め、約4時間で60組が歌唱。エリア選考会の時点で、かなりハイレベルなカラオケ大会と審査員が評しただけあり、どの出場者も圧巻のパフォーマンスであった。

ベイビー・ブー

ベイビー・ブー

ゲストコーナーには、ベイビー・ブーが出演。「ごめんね…ありがとう」、西田敏行の「もしもピアノが弾けたなら」に、「花が咲く日は」を息の合ったコーラスで披露した。もう1組のゲストには中西圭三が登場。ヒットナンバー「Woman」に、中島みゆきの「糸」と、「眠れぬ想い」を歌い上げ、サプライズ感を盛り上げた。

中西圭三

中西圭三

6名の審査員による厳正な審査の結果選ばれた、栄えある優勝者は、古澤剛の「Color」を歌った、益田勝志さん。益田さんはエリア決勝(福岡)の優勝者。準優勝は、森山直太朗の「愛し君へ」を歌った勝見公亮さん。勝見さんはエリア決勝(大阪)の準優勝者。第3位となる優秀歌唱賞はクリス・ハートの「I LOVE YOU」を歌った泉幸子さん。泉さんはエリア決勝(東京B)で敢闘賞を受賞していた。

<JOYSOUND 全国カラオケ大会 2018>決勝大会で、全国の頂点が決定

賞の発表後、審査員は総評を述べた。「あくまでも今日の順番ということで、心苦しいのですが決めさせていただきました。皆さんの歌を聴いて、圧倒されました。僕も色々なところで審査員をやるんですけども、こんなにレベルの高い大会はなかなかないです」佐藤尚(テイチクエンタテインメント制作本部副本部長)、「皆さん、技術的にも伝える部分に関しても本当に素晴らしいなと思いました。60組の方々全てが、素晴らしい歌唱をされたと思っていますので、今日のこの経験を、ぜひとも誇りに思ってください。そして、この経験を活かして、これからもカラオケを楽しんでいただけるともっともっと良い歌が歌えると思います」唯野奈津実(エンジョイシング代表 カラオケ評論家 カラオケ大会プロデューサー)。

受賞者たちは、喜びと大会を振り返っての思いを語った。

<JOYSOUND 全国カラオケ大会 2018>決勝大会で、全国の頂点が決定

優秀歌唱賞の泉幸子さん

「本当に皆さんすごかったので、まさか選ばれると思わなかったので、びっくりしました。勝因は、同じ歌を歌う方が多かった(60組中4組)のですが、男性の曲を、キーを変えて女性が歌って、原曲と雰囲気を変えてみたのが、もしかして良かったのかなと思っています。他の方の歌を聴いて、また、パフォーマンスをしている方もけっこういて、勉強になりました」


<JOYSOUND 全国カラオケ大会 2018>決勝大会で、全国の頂点が決定

準優勝の勝見公亮さん

「帰る支度をしていたくらいで、とれるとは思っていなかったので、驚きましたし嬉しいです。とれた理由は、精一杯、思い切って歌ったことが良かったのかなと思います。エリア選考会の時点からハイレベルで、この先どうなるのかなと思って、決勝もレベルが高すぎてびっくりしたんですけども、自分も同じステージで歌えたことが本当にありがたいです」


<JOYSOUND 全国カラオケ大会 2018>決勝大会で、全国の頂点が決定

優勝の益田勝志さん

「最高です。夢にまで見た日本一。歌を続けてきて良かったです。勝因は、選考会から歌を変えずに1曲を成長させてきたことかも知れません。(応募からの)期間が長かったので、モチベーションを保つのが大変でした。練習すればするほど、ヘタになってるんじゃないか?とか、違う戦いが自分の中でもあった。応募のきっかけは、全国の歌仲間に再会したい、という思いからだったんですが、勝ち上がるにつれて、日本一をとることが夢になりました。賞金ですが、僕は熊本でカラオケバーを経営していて、優勝したら2店舗目を出すと皆に約束していたので、お店を出すのに使おうと思います」


主催者である株式会社エクシング代表取締役会長兼社長の神谷純は、大会成功の感謝を述べ、さらなるサービスの拡充と、<JOYSOUND全国カラオケ大会2019>開催の意思を発表した。今後の展開に注目したい。

関連リンク

◆「JOYSOUND全国カラオケ大会2018」特設サイト