石川さゆり、123枚目のシングルに亀田誠治、水野良樹、いしわたり淳治、箭内道彦参加

石川さゆり

8月15日(水)にリリースとなる石川さゆりの最新シングル『花が咲いている』のキービジュアル・ジャケット写真が公開された。

通算123枚目のシングルとなる今作は、サウンドプロデューサーに亀田誠治氏、作詞・作曲に水野良樹氏(いきものがかり)、カップリング「オリーブの島」の作詞にはいしわたり淳治氏、ビジュアルプロデューサーに箭内道彦氏を迎えた豪華盤。公開となった新ビジュアルは、“頑張れ!”と聴く人の背中を押してくれるような石川の表情が印象的だ。

今回作品を手掛けた各作家より以下、コメントが寄せられている。

【亀田誠治】
ご縁あって子供の頃からTVの中の憧れの人だった石川さゆりさんの楽曲をプロデュースすることになりました。
新曲「花が咲いている」は僕が一番信頼しているいきものがかりの水野良樹さんに作詞作曲をお願いしました。水野さんは昭和歌謡をこよなく愛し、昭和歌謡を代表する作詞家阿久悠さんの追悼特番で一緒に楽曲制作をした仲です。歌は時代を映す鏡。水野さんは平成という時代が持っている空気を見事に歌に込めてくれました。一言一言を大切に歌うさゆりさんの歌声はまさに野に咲く花のよう。この「花が咲いている」も、きっとたくさんの人の日常に希望という花を咲かせてくれることでしょう。
「オリーブの島」はさゆりさんが「波止場しぐれ」以来35年ぶりに小豆島の歌を歌います。僕も小豆島まで行って、小豆島の今の空気をいっぱい吸い込んで作品に注ぎました。さゆりさんの伸びやかな歌声が、瀬戸内のおだやか風景といつの時代にも変わらない人と人の優しいふれあいを伝えてくれます。作詞はこちらも僕が一番信頼している作詞家いしわたり淳治さん。メロディーをつけたのはこれまた水野良樹さん。
つまり「花が咲いている」と「オリーブの島」の2曲は、僕亀田誠治と、水野良樹さん、いしわたり淳治さんという、石川さゆりさんの歌を昭和から平成にわたって聞いて育った世代が、さゆりさんと日本の歌に感謝と尊敬の気持ちを込めて、平成最後の夏にみなさんにお届けするとてもとても大切な「日本の歌」なのです。

【水野良樹(いきものがかり)】
さゆりさんと会議室で、ときには電話で、そしてスタジオという、先輩も後輩もなく誰もが平等になれる場所で、たくさんの言葉を交わし合いながら「花が咲いている」「オリーブの島」という2曲をつくりました。歌に向き合ってきたさゆりさんの想い、そしてさゆりさんとともに歌をつくってきた人々の想いに、触れさせて頂いたように思います。時を越えて、ひとりでも多くの方々にこの歌たちが愛されることを願っています。

【いしわたり淳治】
五月のある日、様々な偶然がトントン拍子に重なって、気がついたら私は都内のスタジオで亀田さんと石川さんと新曲の歌詞について打ち合わせをしていました。それは「小豆島の歌を作りたい」と亀田さんから最初にお話を頂いてから、ほんの数日後のことだったと思います。打ち合わせで石川さんが「私は情念の歌が多いから、幸せになれるかわいらしい歌がいいな」と微笑んでいらっしゃったのが印象的でした。その三日後、私は小豆島にいました。青い空と海、オリーブの樹々、橋では繋がっていない島ならではのゆっくりとした時間を体で感じながら、この島に嫁いで来る女性に思いを馳せました。石川さんに歌っていただく幸せな歌を、まるで運命に導かれたような幸せな時間の流れの中で、幸せな気持ちのまま書き上げました。この歌がたくさんの人に届いたら、これ以上の幸せはありません。

昭和・平成の時代を越えて、日本のうたを愛したアーティストたちが生み出す平成最後の夏の“日本のうた”。8月15日のCD発売に先駆けて、8月1日からは先行配信も開始される。

石川さゆり

石川さゆり ニューシングル『花が咲いている』

石川さゆり / 花が咲いている
2018年8月15日発売
TECA-13861 / 1,204円+税
[ 収録楽曲 ]
1. 花が咲いている
 作詞・作曲:水野良樹 編曲:亀田誠治
2. オリーブの島 (ジ・オリーヴオイル CMソング)
 作詞:いしわたり淳治 作曲:水野良樹 編曲:亀田誠治
3. 花が咲いている(オリジナルカラオケ)
4. オリーブの島(オリジナルカラオケ)

関連リンク

◆石川さゆり オフィシャルサイト