中村美律子が新曲「弥太郎鴉」発売イベントで風鈴づくりに挑戦

中村美律子

86年に発売したデビュー曲「恋の肥後つばき」以来、70枚目となるニューシングル『弥太郎鴉(やたろうがらす)』を8月8日に発売する中村美律子が2日、東京・台東区の風鈴店「篠原まるよし風鈴店」を訪れ、<新曲『弥太郎鴉』発売イベント~やったろうガラス細工~>と銘打ち、夏の風物詩「風鈴」づくりに挑戦した。

イベントタイトルの「やったろうガラス細工」とは、新曲タイトルの「弥太郎」を「やったろう」、「鴉」を「ガラス」ともじって名付けたもの。中村と言えば、ステージでは「瞼の母」などが有名だが、オリジナルとしては、股旅物は今回が初めて。「股旅物は前からずっと歌いたかったです。ノリもいいし、『おひけえなすって』という歌詞も入っているので、歌っていてとても気持ちがいいです」。

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今は日本では2軒しかないという風鈴をつくる店の同店で、熱したガラスを吹いて球体にする作業を実体験し、「息の吹き加減が難しく、5回目にしてようやく丸くできました。出来上がったものに絵を入れましたが、日本一の富士山と、前にまっすぐ飛ぶトンボ、そしててっぺんという文字を入れました」。それを隣で見守るようにしていた同工房代表の篠原正義氏は「この世界の人たちはみなさん、センスが良くて綺麗な風鈴をつくりすね」と褒めたたえていた。

中村美律子

風鈴が完成した後は、同店の店頭で新曲「弥太郎鴉」のお披露目をおこなった。このステージのためにちびっ子4人の“弥太郎ボーイズ”がダンサーを務め、盛り上げた。歌い終えた中村は「この曲が70枚目のシングルです。1月に体調を壊したこともありましたが、もう大丈夫です。今年は猛暑で大変ですが、私は暑いのは平気です。このまま一気に頑張って、この新曲を大ヒットさせたいですね」と話していた。

(提供:サンニュース)

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