【JOYSOUNDだから、歌える！隠れた名曲ライブラリー】#55 甲斐バンド「昨日のように」

2018年8月29日カラオケ, 歌謡情報

JOYSOUNDだから、歌える！隠れた名曲ライブラリー

好きなアーティストの歌いたい曲が、必ずしもヒット曲だとは限りませんよね。カラオケに入っていなくて、残念な思いをした方も多いと思います。JOYSOUNDは、マニアックな曲も多く、リクエスト配信にも力を入れているから、お目当ての曲に出会いやすいようです。というわけで、JOYSOUNDだからこそ歌える、隠れた名曲の数々をご紹介！

「昨日のように」

昭和50年11月発売
歌：甲斐バンド
作詞・作曲：甲斐よしひろ
編曲：西村智彦
レーベル：東芝EMI

甲斐バンドの2枚目のアルバム『英雄と悪漢』の収録曲。甲斐バンドは、チューリップや海援隊など、名だたるミュージシャンを輩出した福岡の伝説的ライブハウス『照和』（昭和45年開店）の出身である。リーダーの甲斐よしひろは、ソロシンガーとしては、昭和48年に「恋時雨」で『ヤマハポピュラーコンテスト』九州大会の最優秀楽曲賞受賞、昭和49年に「ポップコーンをほおばって」で『第3回ハッピー・フォーク・コンテスト』全国大会優勝。昭和49年に甲斐バンドとして、「バス通り」でプロデビューを果たす。初期の頃は、特にストーリー性のある歌詞とフォークロックテイストの曲調が持ち味であった。「昨日のように」は、そんな魅力に溢れた曲のひとつといえる。「♪あの女の胸に　灯をつけるのは　マッチをするより　簡単さと　くわえ煙草の煙りの中一人の男が　そんなふうにうそぶいた」。甲斐は、17歳の終わりに「ポップコーンをほおばって」を作り、「ほぼ同じ時期に『昨日のように』を書いた」とライブで明かしている。語り部のように優しく、そしてロッカーのように激しく歌いたい！

解説：卯村