【JOYSOUNDだから、歌える！隠れた名曲ライブラリー】#56 及川光博「ワルイコトシタイ」

好きなアーティストの歌いたい曲が、必ずしもヒット曲だとは限りませんよね。カラオケに入っていなくて、残念な思いをした方も多いと思います。JOYSOUNDは、マニアックな曲も多く、リクエスト配信にも力を入れているから、お目当ての曲に出会いやすいようです。というわけで、JOYSOUNDだからこそ歌える、隠れた名曲の数々をご紹介！

「ワルイコトシタイ」

平成8年7月発売
歌・作詞・作曲：及川光博
編曲：小西貴雄・伊藤信雄
レーベル：東芝EMI

自らを「王子」と呼び、ジャケ写でセミヌードを披露して話題となったミッチー（及川光博）のファーストアルバム『理想論』の収録曲。強烈なナルシズムとコスプレ風の自己演出に気を取られがちだが、その音楽性と詞作における表現力の高さこそがミッチーの魅力である。彼はプリンスの大ファンであることを公言しているが、「ワルイコトシタイ」は特にプリンスの影響を受けている楽曲とも言われる。「♪大脳生理学的な見地から　言ってしまえば恋はただの幻覚」、「お金ためてばかりいても　どうせ　ロクな使い道ないだろう?　悦びは理屈で隠されたまま」と、シニカルで文学的な歌詞も秀逸。ライブでも人気の楽曲である。テレビドラマ『WITH LOVE』（平成10年／フジテレビ）に出演して以来、俳優としての知名度を上げているミッチーだが、現在もミュージシャンとして毎年、全国ツアーを行っている。「♪アナタに　ワルイコトがしたいんだ　壊したくなる感じが好き」、「長生きなんてしてるほどヒマじゃない」。ミッチーの才能にうっとりしつつ自分にも酔いしれて歌おう。

解説：仲村瞳

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