【JOYSOUNDだから、歌える!隠れた名曲ライブラリー】#61 KAN「けやき通りがいろづく頃」

JOYSOUNDだから、歌える! 隠れた名曲ライブラリー

好きなアーティストの歌いたい曲が、必ずしもヒット曲だとは限りませんよね。カラオケに入っていなくて、残念な思いをした方も多いと思います。JOYSOUNDは、マニアックな曲も多く、リクエスト配信にも力を入れているから、お目当ての曲に出会いやすいようです。というわけで、JOYSOUNDだからこそ歌える、隠れた名曲の数々をご紹介!

「けやき通りがいろづく頃」


平成2年7月発売
歌:KAN
作詞:KAN
作曲:KAN
編曲:小林信吾、KAN
レーベル:ポリドール

KANの5枚目のアルバム『野球選手が夢だった。』に収録されている曲。ちなみに、「♪どんなに困難で くじけそうでも信じることを 決してやめないで」で、お馴染みのKANの大ヒットシングル「愛は勝つ」も、元々このアルバムに収録されていた。この「けやき通りがいろづく頃」は、KANのファンの間で、歌詞の解釈について物議を醸した曲でもある。「♪よかったね はじめて本当の君の笑顔を見た気がする」の“君”。「♪窓側で木もれ陽にゆられ 恥かしそうに彼の話」の“彼”。「♪君のしあわせをあいつは祝えない」の“あいつ”。「♪ずっとずっとぼくにも好きな人はいる」の“ぼく”と“好きな人”。なんと、5人の登場人物が存在している。 仲間たちとの青春の1ページを爽やかに表現したポップスということなのだろう。しかし、“ぼく”の“好きな人”は、実は“君”なのではないか? そう考えるとなんとも切ない悲恋の歌に聴こえてくるのだ。KANの才能を評価するのは「愛は勝つ」だけではないことを知らしめたい! 今の季節にぴったりな奥深い曲なのである。

解説:卯村

関連リンク

◆けやき通りがいろづく頃/KAN ‐ カラオケ・歌詞検索 JOYSOUND.com
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