作詞家の島武実が死去、享年72

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テクノポップの草分け的バンド、プラスチックス(1976-1981)の元メンバーとして知られる作詞家の島武実が、2019年6月6日に死去した。

1976年、宇崎竜童と共にブギウギオフィスを設立し、ダウン・タウン・ブギ・ウギ・バンドのアートディレクターとなり作詞家として活動を始める。

1977年、作詞を手掛けた高田みずえの「硝子坂」のヒットにより、作詞家として注目される。キャンディーズの「わな」(1977年)、郷ひろみの「バイブレーション(胸から胸へ)」(1978年)などの名曲を多く遺している。

1979年、P-MODEL、ヒカシューとともに当時「テクノ御三家」とも言われた伝説的テクノバンドであるプラスチックスにリズムボックス担当として参加。

1984年、ブギウギオフィスを解散したのち、作詞家としての活動と共に、音楽プロデューサーやビジュアル・プランナーなど多方面で活躍。『ごっつええ感じ』や『HEY!HEY!HEY!』など、ダウンタウンのテレビ番組にもアドバイザーとして参加している。

1999年、JUDY AND MARYのYUKI、the B-52’sのケイト・ピアソン 、元四人囃子の佐久間正英らと共にNiNaを結成。2016年には、プラスチックスを再結成し、プレイヤーとしての活動にも期待が寄せられていた。

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