<東京カラオケまつり2019>エントリー総数1121組の頂点を決める大会に小池百合子東京都知事も熱唱

東京カラオケまつり2019

9月23日、東京・虎ノ門のニッショーホールにて<東京カラオケまつり2019>が開催された。

<東京カラオケまつり>とは、サンケイリビング新聞社・文化放送開発センター・エンジョイシングの三事業者で共催する “歌が好き”であれば老若男女・国籍問わず、だれでも応募できる市民参加型のカラオケ大会。一方、東京都がアート、音楽、演劇、伝統芸能、舞踊、パフォーマンスをはじめ、多彩なジャンルのプログラムに東京の様々な場所で多くの人に触れてもらうべくプッシュしている「Tokyo Tokyo FESTIVAL」の一環のイベントでもある。

昨年よりスタートした第1回大会は、初回ながらも6歳から85歳までの幅広い年齢層の972組がエントリーして話題を呼び、2回目を迎えた今大会は本年4月から8月にかけて都内5か所にて行われた地区予選大会エントリー数1,121組の中から勝ち抜いた予選通過者133組で歌唱力を競うグランドチャンピオン大会だ。「老若男女誰でも楽しむことが出来る」というカラオケの特徴をあらわしたように、出場者の年齢も5歳から91歳までと幅広く、さらに夫婦や親子それぞれで参加した出場者も。また国籍に関しても台湾、中国、ベトナム、タイと国際色豊かである。

こうした中で大会実行委員長のサンケイリビング新聞社・細井英久代表取締役社長の開会宣言により大会は正午にスタートした。舞台袖にスタンバイした出場者が司会者に呼ばれてステージセンターに登場。名前と曲名を読み上げたタイミングでカラオケのイントロが流れ出し、歌が始まる。

東京カラオケまつり2019

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東京カラオケまつり2019

6時間以上にも及んだステージは出場者多数の為に、4ブロックに分けられて進行。それほど長い時間を費やしたにも拘らず、イベント会場は、お目当ての出場者を応援する客席を埋め尽くすおよそ600名の観客の声援で終始熱気に包まれていた。出場者全員の歌唱が終わると、プログラムは演歌の新星・辰巳ゆうとのステージに。4曲歌唱し、プロならではの圧巻の歌唱で観客を魅了した。

最後の休憩を終えて審査発表に移るかと思われた時、司会者がおもむろにサプライズゲストを呼び込んだ。なんと「Tokyo Tokyo FESTIVAL」を推し進めている東京都の小池百合子都知事が出場者の労をねぎらって登場、会場はますますヒートアップ。今大会に向けた思いを織り交ぜたトークをひとしきり済ませた後、十八番だという「川の流れのように」をフルコーラス歌唱したのだ。堂々と観客をリードしながら歌唱を終えた小池都知事は、割れんばかりの拍手の中で一旦退席し、そして舞台は審査結果の発表へと移ってゆく。

東京カラオケまつり2019

ステージ上には各賞の盾、カップとトロフィーが置かれ、司会者の進行で順番に紹介されてゆく。実行委員会特別賞3組、ベストパフォーマンス賞5組、ベスト東京ソング賞3組、奨励賞10組、期待賞5組、敢闘賞5組、優秀歌唱賞3組、準グランドチャンピオン1組、グランドチャンピオン1組の実に36賞が用意された。実行委員会特別賞から敢闘賞までの受賞者の名前が司会者によって読み上げられ、受賞者は観客席からステージに登壇、審査員より各賞を受け取る。

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審査員の面々

そして、賞は上位入賞者の発表へ移り、優秀歌唱賞の名前が読み上げられた。

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高橋明日香さん「だから、ひとりじゃない」Little Glee Monster

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中山知代さん「行かないで」玉置浩二

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岩口和暖さん「飛び方を忘れた小さな鳥」Misia


トロフィーと賞金2万円を審査員から受け取った優秀歌唱賞受賞者3名は壇上に残って準グランドチャンピオン、グランドチャンピオンの2名の発表を待つ。再び司会者のアナウンスが。「準グランドチャンピオンは、『化粧』を歌った平井光司さん」

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平井光司さん「化粧」清水翔太

観客席からステージに上がった平井さんに、審査員よりトロフィーと賞金3万円が授与された。そして、今大会の優勝者の名前が読み上げられる。「<東京カラオケまつり2019>グランドチャンピオンは、『サクラ〜卒業できなかった君へ〜』を歌われた小野恵介さん!」

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小野恵介さん「サクラ〜卒業できなかった君へ〜」半崎美子

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客席から登壇した小野さんに、大きな拍手と声援がかかる。審査委員長から賞金5万円、そして再び登場した小池都知事よりトロフィーが手渡された。鳴り止まない拍手の中、舞台は閉会のセレモニーへ。大会プロデューサーで大会共催のエンジョイシングの代表でもある唯野奈津実氏が全ての関係者と出場者に対しての謝意と感想の総括を語った。さらに来年の開催に関しては全く白紙であるが、今回の大会を踏まえて関係各位に考えてもらえればと、来年の開催に対しても意欲的な含みを残しながら、<東京カラオケまつり2019>が閉幕した。

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唯野奈津実 大会プロデューサー

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関連リンク

◆<東京カラオケまつり> オフィシャルサイト