JOYSOUNDカラオケ年間ランキングで、浦島太郎(桐谷健太)「海の声」が上半期に続き首位獲得

JOYSOUNDカラオケ年間ランキングで、浦島太郎(桐谷健太)「海の声」が上半期に続き首位獲得

12月1日(木)、業務用通信カラオケ「JOYSOUND」シリーズ、および「UGA」シリーズにて歌唱された楽曲の回数に基づき集計した「2016年JOYSOUND カラオケ年間ランキング」が発表された。

2016年のカラオケランキングで1位に輝いたのは、auのCM『三太郎シリーズ』で桐谷健太扮する“浦島太郎”が三線で見事な弾き語りを披露したことで話題を呼んだ「海の声」。想いを寄せる“乙ちゃん”への気持ちを切々と歌い上げた本楽曲は、男女問わず10代から50代という幅広い世代からの支持を集め、今年の上半期の勢いをそのままに首位を堅持した。つづく2位には昨年の3位から順位を上げた中島みゆき「糸」、3位には昨年首位の秦 基博「ひまわりの約束」がランクイン。今年は、これら上位3曲を筆頭に、トップ30のうち半数をバラードが占めており、みんなで踊って盛り上がれるような曲に人気が集まった2年前の2014年から、カラオケで歌われる曲の傾向が大きく変化していることが分かる。

JOYSOUNDカラオケ年間ランキングで、浦島太郎(桐谷健太)「海の声」が上半期に続き首位獲得

また、今年10月の配信以降、週間ランキングで1位を獲得するなど、カラオケにおいても旋風を巻き起こしているピコ太郎「ペンパイナッポーアッポーペン(PPAP)」は惜しくも年間でのランクインを逃したものの、お笑いコンビ・オリエンタルラジオ率いるRADIO FISH「PERFECT HUMAN」は27位に、解散報道で注目が集まるSMAP「世界に一つだけの花」は昨年の107位から37位にランクアップするなど、今年らしさも表れるランキングとなっている。

アーティストランキングにおいては、女性の内面や乙女心を取り扱い説明書になぞらえて描いた「トリセツ」を筆頭に、リアルな恋愛観を表現した数々の楽曲で若い女性の支持を集める西野カナが2年連続のトップに。つづいて2位には昨年14位から大きく順位を上げたback number、朝ドラの主題歌「365日の紙飛行機」で幅広い世代の支持を集めたAKB48が昨年11位から4位へと巻き返しをみせた。

JOYSOUNDカラオケ年間ランキングで、浦島太郎(桐谷健太)「海の声」が上半期に続き首位獲得

また、2016年1月以降に発売された楽曲に絞ると、興行収入194億円を突破した映画『君の名は。』の主題歌として注目を集めたRADWIMPS「前前前世」が、今年8月24日のリリースにも関わらず次点に2倍以上の差をつけて断トツのトップに。さらに、アニメソングに限定すると「前前前世」を筆頭に「なんでもないや」「夢灯籠」「スパークル」と、『君の名は。』の関連曲がトップ10のうち4曲を占めるという映画の驚異的な大ヒットを反映する結果となりました。

JOYSOUNDカラオケ年間ランキングで、浦島太郎(桐谷健太)「海の声」が上半期に続き首位獲得

また、ジャンル別に見ていくと、演歌・歌謡曲では石川さゆり「天城越え」「津軽海峡・冬景色」をはじめとした定番曲が強さをみせる一方、14位の三山ひろし「四万十川」、16位の天童よしみ「女のあかり」、17位の水森かおり「越後水原(すいばら)」と、2016年リリース曲が3曲もランクインを果たす快挙。アニメソングでは、『君の名は。』のほか、『おそ松さん』の主題歌であるA応P「はなまるぴっぴはよいこだけ」が9位にランクインし、その人気を示した。

◆演歌/歌謡曲 ランキング
石川さゆりの「天城越え」「津軽海峡・冬景色」をはじめ、定番曲が根強い人気を誇る一方、三山ひろし「四万十川」、天童よしみ「女のあかり」、水森かおり「越後水原(すいばら)」と初登場の楽曲が3曲もランクイン。新曲の人気が目立った今年、首位を獲得したのは、ステージで歌いながらけん玉を披露することから「けん玉演歌歌手」として注目されている三山ひろしの「四万十川」が台頭している。

JOYSOUNDカラオケ年間ランキングで、浦島太郎(桐谷健太)「海の声」が上半期に続き首位獲得

JOYSOUNDカラオケ年間ランキングで、浦島太郎(桐谷健太)「海の声」が上半期に続き首位獲得