水森かおり、恩人・徳間ジャパン元社長の墓前に「NHK紅白歌合戦」17年連続出場を報告

水森かおり

今年でデビュー25年目を迎え、長野県伊那市を舞台にした最新シングル『高遠 さくら路』(A~Dタイプ、「冬の特別盤」の全5形態で発売)がロングヒット中の水森かおりが12月16日、東京・西麻布の大本山永平寺別院「長谷寺(ちょうこくじ)」を訪れ、所属レコード会社・徳間ジャパンコミュニケーションズの元社長、徳間康快さん(2000年9月20日没、享年78歳)の墓前に第70回「NHK紅白歌合戦」出場が決定したことを報告した。

徳間元社長には、水森がデビューしたときから可愛がられ、「いつか紅白に出られるような歌手になれるよう頑張りなさい」と励まされ、娘のように温かく見守り続けてもらったそうで、彼女にとってはまさに「育ての親」ともいえる恩人だ。そんな恩人の墓前には、2003年、「鳥取砂丘」が大ヒットして初めて紅白に出場した年から毎年手を合わせ、花をたむけながら紅白出場の報告を行ってきた。今年も紅白出場報告を行い、「17回目の報告をさせていただいて、すがすがしい気持ちです。どちらかというと雨女の私と違って(笑)徳間社長は晴れ男でしたので、毎回いいお天気の中でご報告させていただき、17回目の今年の紅白出場もきっと喜んでくださっていると思います」と笑顔を見せた。

水森かおり

9月25日に東京・中野サンプラザでメモリアルコンサートを成功させ、その日から25年目を迎えたが、「デビュー当時は、こうして25年も歌ってこられるとは思ってもいませんでした。1年後の自分も想像できないような不安な毎日でしたが、そういった中でも徳間社長は、お会いするたびに『頑張れよ!』と温かく励ましてくださったので、本当に有り難かったです」と故人を偲んだ。17年連続17回目の出場が決まったとき、「自分の名前のあとにカッコして17回と書いてあるのを見て、自分のことではないような(他人ごとみたいな)気がした」そうで、「今年も皆さんに楽しんでいただけるような衣装をお見せできると思いますので、ぜひご期待ください」。

水森かおり

今年は、新年号「令和」になって初めての紅白の舞台に立つが、「令和初の紅白に選んでいただけて歌手としてとても光栄です。選んでいただいたからには皆さんが心から喜んでくださるようなステージをお見せしたいです。紅白は、いろんなアーティストによる見せ場があると思うのですが、その中で水森かおりも今年はどんなパフォーマンスをやるのかなと楽しんでいただけるひとときになったらうれしいですね」。

水森かおり

今年1年は「サンドウィッチマン(お笑いコンビ)とデュエットさせていただいたりして、非常に笑顔あふれる1年でした」と振り返りながら「来年はメモリアルの年で、毎年9月25日開催のメモリアルコンサートを初めて、札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5カ所で開くことが決まりましたし、1日1日を大切にしっかりと時を刻んでいきたい」と話していた。

(提供:サンニュース)

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