DAM年間カラオケリクエストランキング2016発表、上半期に続き「海の声」が堂々の1位

第一興商が、2016年DAM年間カラオケリクエストランキングの調査結果を発表した。

2016年、通信カラオケDAMで最も歌われた曲は、浦島太郎（桐谷健太）の「海の声」。auのCM『三太郎シリーズ』で桐谷健太扮する“浦島太郎”三線で見事な弾き語りを披露したことで話題を呼び2016年上半期ランキングでも1位になっている。男女問わず10代から50代という幅広い世代からの支持を集めその人気は衰えることを知らない。2位の「糸」（中島みゆき）は昨年3位、3位の「ひまわりの約束」（秦基博）も2位を獲得しており根強い人気を見せている。

DAM年間カラオケリクエストランキング2016（総合）
■1位～25位

■26位～50位

部門別に見ていくと、アーティスト部門では、西野カナが初の首位を獲得。リアルな恋愛観を綴った歌詞が多くの女性から共感を得ており、男性ファンからは「カラオケで女性に歌ってほしいアーティスト」として人気がある。つづいて2位には昨年15位から大きく順位を上げたback number、昨年の1位三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEは4位、2位のEXILEは3位とTOP5に残り人気は衰えていない。

アニメ・特撮・ゲーム部門は、昨年に続き、「ひまわりの約束」(秦 基博)が1位となった。映画「STAND BY ME ドラえもん」の主題歌であり、大切な人への想いが詰まった同曲は、映画とともに子どもから大人まで幅広い世代に親しまれている。

今年発売楽曲部門の1位は、RADWIMPSの「前前前世 (movie ver.)」、大ヒットを記録中の映画「君の名は。」の主題歌として話題を呼び、総合ランキングでは今年発売された曲で唯一トップ50入りを果たした。また、現在国内外問わず大ブームを巻き起こしている“PPAP”こと、ピコ太郎の「ペンパイナッポーアッポーペン」が追い上げを見せ、同部門で15位にランクインしている。

演歌・ムード歌謡部門のTOP3は1位・2位を石川さゆりの「天城越え」「津軽海峡・冬景色」、3位に吉幾三の「酒よ」と昨年につづき1位「天城越え」3位「酒よ」となり定番曲が強さをみせる。また、定番曲が強さをみせるなか、ステージで歌いながらけん玉を披露することから「けん玉演歌歌手」として注目されている三山ひろしの「お岩木山」が昨年11位から大御所をおさえ6位までランクアップ、さらに今年リリースした「四万十川」が11位に入り2年連続で新曲をランクインさせ勢いを見せている。