湯原昌幸の新作にちなんだ募集した300通超の川柳キャンペーン各賞が決定

湯原昌幸

湯原昌幸が8月24日にリリースしたシングル『マッチ』の発売を記念して実施した「マッチ&笑い飛ばせばいい」川柳募集~必笑!ダブルキャンペーン~の審査を12月15日にテイチク本社でおこなった。

このキャンペーンはシングルの表題曲「マッチ」とカップリング曲の「笑い飛ばせばいい」にかけて行われた企画で、“笑い飛ばしたい話”をテーマに、暗い過去、嫌な体験、思い出したくないことなどを楽しい川柳にして、何かと暗くなりがちな世の中、心にマッチで火をともして笑い飛ばしましょうというもの。300通を超える応募の中から特賞、湯原昌幸賞などの優秀作品が選ばれた。

湯原昌幸

見事特賞には[火遊びに 払ったツケは ハウマッチ?](東京都・小熊様)、「マッチとハウマッチの面白さや“火遊び”がうまくひっかかっていて絶妙」というで選ばれた。そして湯原賞は予定の1枠から変更して2作品が選ばれた。まずは[爪に火を ともした金で ネイルする](埼玉県・あらかん様)、「爪に火を灯す(=倹約するということざわ)という言葉と、美を追求するネイルという言葉が非常に逆説的で、また戦後と、豊かな今の時代が対象的で川柳になってるのが面白い」とコメント。そしてもう1作品は[鍋いっぱい カレー残して 妻旅へ](広島県・黒飛様)、「実際、僕も妻が仕事で家を留守する事が多くて体験してます。」と実体験に基づいているところがポイントで選ばれた。今回応募された作品について「実生活に寄り添った作品が多かったですね。」と感想を語った。ちなみに特賞にはマッチ1年分と落語CDセットが、湯原昌幸賞には本人も大好きで凝っているというワインが贈呈される。

湯原昌幸

また2016年はどんな1年でしたか、という取材陣の質問に「エネルギーを蓄えた、我慢の年」だったと答えたが「もちろんシングルを2枚リリースできたし、プライベートも充実していたのであっという間だったので辛いということはなかった」と振り返った。「来年70歳になるという事で節目の年になるので、蓄えたパワーを爆発させたい」と来年への意気込みを語った。

歌手だけでなく作家やテレビ番組のパーソナリティとして幅広く活動する湯原昌幸はまだまだ元気に、音楽界を盛り上げてくれそうだ。

シングル『マッチ』

湯原昌幸 シングル『マッチ』ジャケット
2016年8月24日発売
CD:TECA-13698 ¥1,204+税
カセット:TESA-13698 ¥1,204+税
<収録曲>
1.マッチ
2.笑い飛ばせばいい
3.マッチ(オリジナル・カラオケ)
4.笑い飛ばせばいい(オリジナル・カラオケ)

テイチク 湯原昌幸オフィシャルページ