2021年4月26日、東京・池袋ホテルメトロポリタン 3階「富士」にて、<扇ひろ子 歌手生活55周年記念ディナーショー>が開催される。ここでは、当日、扇ひろ子が歌う予定の曲を先取りしてカウントダウンで紹介! 3曲目は、戦前から歌い継がれる、古賀メロディにしてご当地ソングの金字塔「東京ラプソディ」。
平成29年11月発売
歌:扇ひろ子
作詞:志賀大介
作曲:武野良
編曲:石倉重信
レーベル:日本コロムビア
作詞は、和田弘とマヒナスターズのムード歌謡の名曲「泣きぼくろ」(昭和38年)を手掛けた作詞家・志賀大介。志賀は、カルト歌謡愛好家の間でも人気の高い、梅宮辰夫の「シンボル・ロック」(昭和40年)の作詞を手掛けたりと、幅広いジャンルで傑作を残している。
「おんな流れ花」の歌詞の一節には、「♪早い遅いは あるけれど やがて行く道 空の果て」とあるが、もともとは「やがて行く道 手酌酒」だったという。扇ひろ子が、最後の「手酌酒」が心情にしっくりこないことを伝えると、志賀はすぐに意を感じて、その場で「空の果て」に変えたのだとか。扇は、志賀の器の大きさもさることながら、その言葉に感動したという。志賀の作詞家としての凄みを感じるエピソードである。扇自身も「なんか私にぴったりで、自分の身にズンと突き刺さる良い作品だと思いました」と証言している。収録には、アントニオ古賀も参加。ギターの音色が、一人の女の半生の歌に花を添えている。スナックで思わず口ずさみたくなるような、すっと馴染めるメロディラインも良く、心に染みる一曲である。
<扇ひろ子 歌手生活55周年記念ディナーショー>では、他にも、「愛の賛歌」や「哀愁海峡」など、カバー曲とオリジナル曲を織り交ぜて披露される予定。当日(2021年4月26日)をお楽しみに!
文:仲村 瞳
日時:4月26日 受付 17:00 / お食事 17:30 / ショータイム 18:15
会場:東京・池袋ホテルメトロポリタン 3階「富士」
出演:扇ひろ子
ゲスト:佐々木新一 / 園まり / 小松みどり / 真木洋介 / ロイ白川 / 黒木美帆 / 三貴じゅん子
チケット
料金:20,000円(税・サービス料込)予約制
お食事・着席料理 / お飲み物・フリードリンク
問:オフィス 扇ひろ子 03-3795-7313
◆【扇ひろ子 55周年記念】第ニ弾・扇ひろ子 楽曲紹介(1)「My Valentine 〜2月14日に生まれて〜」
◆【扇ひろ子 55周年記念】第三弾・扇ひろ子、楽曲紹介(2)「新宿ブルース」
◆【扇ひろ子 55周年記念】第四弾・扇ひろ子、楽曲紹介(3)「東京ラプソディ」
◆【インタビュー】歌謡殿堂レジェンド〜成功への道〜第三回:扇ひろ子(前編)
◆【インタビュー】歌謡殿堂レジェンド〜成功への道〜第三回:扇ひろ子(後編)
◆扇ひろ子 オフィシャルサイト