コラム【音は鼓膜を震わせ、音楽は心を震わせる】#22 花となり咲くだろうか「夢の蕾」(レミオロメン)

コラム【音は鼓膜を震わせ、音楽は心を震わせる】マンモス☆南


エンターテイナーを夢見るしがない50代のマンモス☆南が、レコード、カセットテープ、CD、MD、ネット配信と、音楽メディアは時代と共に変われど、歌が人の心を動かすことに変わりはない、という想いについて語ります。


花となり咲くだろうか「夢の蕾」(レミオロメン)

「たとえ明日地球が滅びるとも 今日君はリンゴの木を植える」

今回フィーチャーした「夢の蕾」が主題歌となった映画「感染列島」の中で
檀れいが言ったセリフがこんな感じでした。

古くはマルティン・ルター(神学者、作家)の著書にあった言葉で、
(リンゴの木を植えるのが「私」なのが本来だったようですが)
平たく言うと、今日したことが花を咲かせるのはすぐではないとわかっていても
それが無駄になるかもしれなくても、叶えたいことのためにする努力はやめない、
ということではないかと思います。

映画の公開は2009年1月で、もう13年近く前になり、
去年のコロナ禍においては密かに話題が再燃した曰くつきの作品ではありますが、
当時映画の宣伝に携わった立場としては、思い出深いです。

話はそれますが、
私が宣伝に携わった映画作品で、主題歌がレミオロメンだったのが多くて、
「蛍」(眉山-BIZAN-)
「Wonderland」(スマイル 聖夜の奇跡)
「夢の蕾」(感染列島)
それなりに思い入れのあるアーティストです。

そして、映画の主題歌としては、映画の世界観に近い歌詞が綴られるのが通例で、
今作も、まさに冒頭に引用したセリフと相まって、
これから起こりうる困難に負けることなく、自分の実現したい夢を持ち続けることを
心に根差させてくれる世界観を醸し出しています。

夢を蕾にたとえるならば、
種を蒔いて、水をやって、日に当てて、蕾ができて、そして花を開かせて、
といういろんな過程があります。

「蕾」という言葉の意味を調べると、
人にもたとえられて、「まだ一人前になる前の」というニュアンスもあります。

「夢」という実現する前のもの、
そして「蕾」という未開花のものを掛け合わせたものが、
未来への予測、暗示、期待、いろんな感情を揺り起こしてくれます。

さあ、あなたは今、何を植えますか?




マンモス☆南
マンモス☆南
プロデューサー/フォトグラフィック・オーガナイザー
1967年9月12日 神奈川県出身
広告代理店、映画制作・宣伝などの業務を経験した後、イベント企画・運営会社「合同会社グラスタ」を設立。女性アイドルの撮影会やネット番組、フットサルチームのプロデュースなどを行う傍ら、カメラマンとして写真集やブロマイドの撮影にも取り組む。

好きなミュージシャンは、小田和正、Mr.Children、大瀧詠一、杉真理、織田哲郎など。
◆グラビアアイドル・モデル撮影会 グラ☆スタ!

【グラ☆スタ!今月の推しメン】
舞波ゆうり(まなみゆうり)
舞波ゆうり(まなみゆうり)
1997年2月17日生まれ 神奈川県出身
タレント、モデル、アイドルユニットなど様々な活動を経て、グラビアアイドルとして飛躍するべくチャレンジしています。ギャルのようでギャルじゃない、独特な雰囲気でみんなに愛されています。毎週金曜20時からのニコ生「盛りガール選手権」に出演中です。グラ☆スタ!フットサルクラブでも活躍中!

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