走裕介、あばしりオホーツク流氷まつりで新曲披露し10周年に向けて飛翔を誓う

走 裕介

走 裕介が2月12日に第52回あばしりオホーツク流氷まつりの氷のステージにて、新曲「星屑の恋」を披露した。新曲『星屑の恋』は、走 裕介の新たな魅力といえる男の色気を押し出した歌謡ポップス的な作品となっており、走のセクシーな一面を如何なく発揮した、「女心」を歌った歌謡曲となっている。

走 裕介

ステージ前に網走の観光流氷砕氷船「おーろら」に乗船した走は、数年ぶりに大量の流氷が接岸した様子に「デビュー以降、毎年この砕氷船に乗りましたが、今までここまで立派な流氷があるのは初めて。氷がぶつかった衝撃で船が揺れるのを体感したのも初めてですね。今年は当たり年としていいことがありそう」と語った。また網走観光大使も務めている走は、「小さいころから流氷は馴染み深いもので、地元にいるときはわざわざ流氷を見に砕氷船に乗ることはありませんでしたが、この流氷がぶつかる感じはこれぞ流氷の醍醐味と言った感じですね。」とも感想を述べた。

走 裕介

来年、デビュー10周年を控えている走は、「今回の『星屑の恋』は懐かしい昭和の歌謡ポップな感じで、歌だけじゃなく、アレンジにも意見を加えてもらったので、気持ちが入っている曲。大ヒット目指して頑張りたい」と語り、10周年に向けては「来年は本当に大きな節目の年だと思います。単発のコンサートだけでなく、全国ツアーをやりたい。」と、流氷をバックに来年への飛翔を誓った。また、昨年、文化勲章を受章した師匠の船村徹先生については「文化勲章の運を師匠からつながっていけるようにできたらと思います。」

走 裕介

デビュー前の2009年の初参加から数えて連続9回目の出場となる走は、今回は自身のステージの前に、網走のゆるキャラである「ニポネ」のステージで「流氷音頭」を歌唱した。網走の民芸品である「ニポポ」と流氷の下で生息する巻貝の一種「クリオネ」をモチーフとして作られたゆるキャラ「ニポネ」が踊るステージに登場した走は地元で愛唱されている「流氷音頭」を網走市のイメージガールの第43代流氷パタラと一緒に歌唱。大きな声援を浴びた。

走 裕介

走 裕介

またその後に行われた自身のステージは、大粒の雪が横なぐりの風に舞うマイナス2度の悪コンディションの極寒のステージとなった。司会に紹介されると、「皆さん、吹雪の中ありがとうございます。」と言って「兄貴」を歌唱して登場。「ただいま帰りました。今日は吹雪いてますから、ちゃっちゃっと行きましょう。」と挨拶すると、「流氷の駅」や「昭和縄のれん」を歌唱。雪が顔に当たり、なかなか目も開けられない状況の中、最後にはコートを脱いでラメの入った青色のスーツで新曲「星屑の恋」を地元に披露した走は「今までにない曲調の楽曲ですので、ぜひぜひ覚えて歌ってください。」と話し、「この吹雪の中、お付き合いいただきありがとうございました。」と挨拶して、全8曲で、吹雪の中、ステージ前に陣取る200名の観客を沸かせた。

ステージ後、取材に答えた走は「今まででこんなに天気が悪い流氷まつりは初めてでした。顔が固まって来て感覚も麻痺してきました。」と笑った。

セットリスト
M.1 兄貴
M.2 流氷の駅
M.3 北国フェリー
M.4 昭和縄のれん
M.5 故郷の山が見える
M.6 母のいない故郷
M.7 星屑の恋
M.8 星屑の恋(2回目)

シングル『星屑の恋』


走裕介 シングル『星屑の恋』ジャケット

2016年11月23日
CD:COCA-17235
MT:COSA-2318
各¥1,204+税
<収録曲>
1.星屑の恋 作詩/石原信一 作曲・編曲/蔦将包
2.母のいない故郷(ふるさと) 作詩/新本創子 作曲/船村徹 編曲/蔦将包
3.星屑の恋 (オリジナル・カラオケ)
4.母のいない故郷 (オリジナル・カラオケ)
5.星屑の恋 (半音下げオリジナル・カラオケ)
6.母のいない故郷 (半音下げオリジナル・カラオケ)
7.星屑の恋 (2コーラスカラオケ)
8.母のいない故郷 (2コーラスカラオケ)

走裕介 Official Website