三丘翔太、第7回<お品書きライブ>開催「蝶ネクタイを締め直して、ただただ良い歌を届けていきたい」

三丘翔太


三丘翔太が、7月10日(日)東京・J-SQUARE品川にて<翔太のお品書きライブVol.7 〜ご注文はお決まりですか?〜>を開催した。

その抜群の歌唱力と飄々としたキャラクターで、次世代の演歌を担う歌手の中でも異彩を放つ三丘翔太のライフワークである<お品書きライブ>。

“お客様からのご注文に応えてその日の楽曲を即興で披露する”という今回のライブは、昭和歌謡マニア・紅白マニアとして1,000曲を超えるレパートリーを持ち、“懐メロボーイ”とも呼ばれる三丘にとって、デビュー当時からの恒例企画であったが、コロナ禍の影響で延期を余儀なくされてきた。この日、ようやく3年ぶり7回目の開催にこぎつけ、厳しい感染症対策の下、収容上限ぎりぎり、満員のファンがお待ちかねの復活ライブへと詰めかけた。



三丘翔太

コロナ禍と酷暑のうっ憤をはらすように、前半は自身のオリジナル曲をたっぷりと披露。「燈台灯り」「よこはま埠頭」など、作曲家・水森英夫門下生として腕を磨いた歌唱力で観客を魅了。後半は候補の中から観客のリクエストで歌唱曲を決める「お品書きライブ」でファンと共に舞台を作り上げ、昭和の名曲を次々と歌い上げて観客を楽しませた。

また、ライブ後半にはメインボーカルはもちろん、全パートのコーラスを三丘一人の多重録音で完成させた一人歌謡コーラスグループ「三丘翔太とイソフラボンズ」を初お披露目。自身のユーチューブチャンネルでの自作カラオケ公開や、「テイチクサムライアワー」(テイチク若手男性歌手によるユニットライブ)でのオリジナル楽曲「#テイチクサムライ音頭」の作編曲・音源制作など、多方面での才能が開花しつつある三丘翔太は、「ネット配信で僕を知って、初めてこのライブに来てくれたお客様もたくさんいらっしゃるのがうれしいです」とコロナの制約下での配信活動が生んだ新しい出会いを喜んだ。



三丘翔太

そのあふれ出る遊び心と笑顔が満載のライブは、昨年、大御所・水谷千重子のトータルプロデュースで話題になった楽曲「そんなもん人生」で幕を閉じ、「ここからもう一度、トレードマークの蝶ネクタイを締め直して、ただただ良い歌を届けていきたい」と抱負を語った。


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