木川尚紀、3年ぶりの新曲「下手くそな生き方だけど」発売「率直に自分自身の歌だと感じました」

木川尚紀


木川尚紀が、9月21日(水)に3年ぶりとなるニューシングル『下手くそな生き方だけど』をリリースした。

茨城県の農家に生まれた木川尚紀は、作詞作曲家の花岡優平氏に師事し、2019年「泥だらけの勲章」でメジャーデビュー。「とれたて野菜のような歌声」と称され、“農家の息子”らしい純朴で誰からも愛されるキャラクターと、元高校球児のまっすぐで伸びやかな歌声は、テレビ、ラジオといったメディアを通じ多くの演歌ファンの間で注目となっていたが、デビュー直後にコロナ禍となったことで新曲のリリースまで3年という時間が経った。

今回の新曲リリースに対し木川は、「デビュー直後にコロナ禍となり、お客さんとの触れ合いもできず、このままステージに立つことのないまま終わってしまうのではないか? 早くも歌手人生にピリオドを打ってしまうのではないか?と感じていました」と、大きな挫折を味わったこれまでを振り返った。

《生きてることがふと嫌になった日は故郷(ふるさと)のことを思い出すよ》という歌い出しで始まるデビューから3年ぶりとなる新曲「下手くそな生き方だけど」については、「この曲をいただいた時、率直に自分自身の歌だと感じました。歩みを止めず地道に努力を続けた“亀”が勝利する話が歌詞にあるのですが、生きていること自体が嫌になったり立ち上がれないような辛いこと、苦しみや悲しみを感じた時こそこの曲を聴いて元気を出していただけたらと思います」と、これまでの自分と重なる新曲への意欲語り、「とにかく心機一転再スタートという思いです。初心を忘れず、いつかは年末の『NHK紅白歌合戦』に出場して、故郷への恩返しと親孝行ができたらと思います。応援よろしくお願いします」と、新たなスタートへの抱負を語った。





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