明日の「新・BS日本のうた」望郷演歌&高野公男特集に鳥羽一郎、島津亜矢、山内惠介、市川由紀乃、藤井香愛、辰巳ゆうとら

新・BS日本のうた


2月5日(日)19:30からNHK BSプレミアムで放送の「新・BS日本のうた」は“望郷演歌で故郷や家族を思う!”で鳥羽一郎、島津亜矢、山内惠介、市川由紀乃、藤井香愛、辰巳ゆうとらが出演する。

演歌の心“家族” “故郷”をテーマに熱唱の嵐。船村徹の盟友・高野公男特集に、島津亜矢、山内惠介らの郷愁溢れるヒット曲。鳥羽一郎は番組初登場の息子・木村徹二と共演。民謡日本一の姉妹も登場する。

【古今東西名曲特選】は「熱き心に」「人形の家」「北国行きで」「月がとっても青いから」「言えないよ」「想い出ぼろぼろ」「りんどう峠」「北の旅人」「かしこい女じゃないけれど」【スペシャルステージ】は「海鳴りの詩」「釧路空港」「流氷波止場」「津軽の花」「男の港」「磯節~潮来花嫁さん~潮来音頭」「あの娘が泣いてる波止場」「三味線マドロス」「早く帰ってコ」「ご機嫌さんよ達者かね」「別れの一本杉」ほか。


【渡辺アナによるみどころ紹介】
茨城県龍ケ崎市からお届けするスペシャルステージのテーマは「故郷・家族・望郷演歌!」。歌手の皆さんご自身の郷愁感あふれる曲はもちろん、茨城が誇る偉大な作詞家・高野公男さんの特集もお届けします! 高野さんと言えば、「あの娘が泣いてる波止場」「早く帰ってコ」「別れの一本杉」など皆さんご存知の名曲揃いです。「故郷演歌の達人ですなぁ……」と話されていたのが、鳥羽一郎さん。鳥羽さんの師匠である作曲家の船村徹さんは、高野公男さんの盟友です。高度経済成長の時代、高野さんの詞と船村さんのメロディーは、集団就職などで都会に出てきた若者の心をとらえたといいます。特に私が感銘を受けたのは、鳥羽さんが歌われた「男の友情」。結核によって26歳で亡くなった高野さんの“友への思い”がにじむ歌です。曲紹介をさせていただく時には、これまで感じたことのないこみ上げるものがあり、力が入りました……。故郷や家族を思い出す、心に沁みるステージをどうぞご堪能ください。

恒例の「楽屋deトーク」は、鳥羽一郎さんの次男で去年秋に演歌歌手としてデビューされた木村徹二さんです! 鳥羽さんはずっと演歌の道へ進んで欲しいと思われていたそうで、終始うれしそうな表情をされていたのが印象的。まさに念願の“親子共演”となった今回は、鳥羽さんの「男の港」を一緒に披露してくださいました。徹二さんは「父と“海の情景”が浮かぶような歌を届けたい」と気合い十分。また、歌手・鳥羽一郎の魅力について伺うと「持ち前の力強い歌声を生かしたシンプルなスタイルが格好いい。食べ物で言うなら“上質な肉を塩だけで味つけした感じ”」とのこと。「難しい歌い方をせず、あそこまで一級品に仕上げられる人は珍しい。父は海や船にまつわる歌をよく歌うが、もともと漁師だったからこその説得力が違う!」とベタ褒め。尊敬する歌手は鳥羽一郎!と胸を張る徹二さんの“親父推し”、あっぱれです。

そんな徹二さんのデビュー曲「二代目」は、兄の竜蔵さんが作詞作曲を担当! “家族の絆”を感じます。サビで最も盛り上がる部分の歌詞は「いつか師匠(おやじ)を超えてやる」。まさに二代目だからこその思いがストレートに込められた歌で、「自分のありのままを力いっぱい込めて歌います!」という徹二さんの実直さが表れています。そして、“鳥羽演歌”で育ってきたからこそ……「鳥羽さん!?」と、ふとした瞬間に重なる歌唱姿もみどころです!


「新・BS日本のうた」は日本人の心に深く残る歌の数々、多くの人々の支持を集め長年親しまれている「日本のスタンダード・ナンバー」ともいうべき名曲を紹介する、音楽番組です。


「新・BS日本のうた」

放送:NHK BSプレミアム
日時:2月5日(日)19:30~21:00
出演:市川由紀乃 / 木村徹二 / 島津亜矢 / 白雪未弥 / 辰巳ゆうと / 鳥羽一郎 / 原田悠里 / 藤井香愛 / 谷島明世 / 山内惠介 / 藤本秀統 / 藤本哲也 / 米谷和修 / 荒井ふみ子 / 川上慎一 / BS日本のうた楽団
司会:渡辺健太


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◆NHK「新・BS日本のうた」オフィシャルサイト