石原詢子、演歌と詩吟を両立していく決意新たに<初吟会>開催

ーー初吟会を終えていかがでしたか?

石原詢子:
コロナ禍で授業ができなくなったこともありましたが、皆様のおかげで、今年で詩吟教室を開講して5年目を迎えることができました。詩吟には独吟、合吟、連吟、構成吟など発表の形がさまざまございます。7年、10年と続けていくことで身に付く詩吟の幅も広がっていきます。その楽しさをぜひ味わっていただきたいです。これからもさらに皆様のモチベーションが上がるようなレッスンや、発表の場を作って行きたいと思います。

ーー演歌歌手との両立について。

石原詢子:
当時20代半ばの私が、亡くなる前に体調を崩した父に「50歳になったら揖水流を復活させて欲しい」と言われ、軽い気持ちで約束してしまいました。私自身、まさか35年間も歌えるなんて想像していませんでしたが、事務所の社長に「日本の伝統芸能だし、ジャンルが全く違うということでもないから、やれる範囲でやってみたら?」と言われ決めました。指導者は私一人なので、大きくするのはまだまだ先の話ですが、丁寧にコツコツとやらせていただいています。

皆様の一生懸命に詩吟に取り組む姿勢を間近で拝見し、デビュー当時の自身に重ね合わせて「初心」という言葉がふと思い浮かぶことがあります。忘れてはいけないと思いながら日々過ごしてはいますが、皆さんの姿に刺激をいただき、もっと頑張ろうと思わせていただいています。

ーー詩吟とは?

石原詢子:
漢詩や和歌に独特な節回しをつけて歌う日本古来の伝統芸能です。先人の教えであったり、目にした景色など、詩の心を読み取って、その心を自分の感情にうつすことこそが良い吟詠につながると思っています。心を感情にうつすことによって豊かな情操が養われますし、声を出すことによって健康にもなります。また、先人の教えを知って教養も高められるので、良いこと尽くしです! ぜひ皆様にも一度吟じることの楽しさを味わっていただきたいです。

ーー詩吟の実生活で役に立つことを教えて下さい。

石原詢子:
腹式呼吸で声を出すことで健康に繋がりますし、大きな発声は頭も心もスッキリし、ストレス発散にもなります。響く声を出すにはまっすぐな姿勢を保つことを意識しなくてはならないので、自ずと姿勢が良くなります。またレッスンや初吟会等で人前で声を出すことによって、人前で声を出すことにも慣れて度胸もつきます。



石原詢子 デジタルシングル「予感」

石原詢子 / 予感
2022年10月21日(金)配信スタート
配信リンク
[ 収録楽曲 ]
1. 予感(New Vocal Version)
 作詞:岡田冨美子 / 作・編曲:川口真
2. 予感(オリジナル・カラオケ)


関連リンク

◆デジタルシングル「予感」特設サイト
◆石原詢子 オフィシャルリンク

ただいま、記事の2/2ページ目です。 最初のページに戻る