舟木一夫、52年の時を経て復刻初CD化・全53曲収録の『レア・セレクション』発売

舟木一夫が、5月24日（水）に3枚組アルバム『レア・セレクション 1963-1977』を発売する。

1963年6月5日、シングル『高校三年生』で鮮烈なデビューを飾り、一世を風靡した舟木一夫。昨年、芸能生活60周年という節目を迎え、12月に発売した芸能生活60周年記念シングル『湖愁』は自身初のオリコン週間演歌・歌謡シングルランキング1位（1/2付）を記録し、その健在ぶりをアピールしたばかり。今年も2月の大宮ソニックシティ公演からツアーをスタートさせており、この「湖愁」を最大限フィーチャーしながらステージを展開している。

そんな中この度、舟木一夫のキャリア最初期の音源を収録した『レア・セレクション1963-1977』がリリースされる。

昨年の芸能生活60周年のツアーやステージの構成を検討する中で、過去の音源や譜面などを再度細かく整理した際、レコード発売以来、リリースされていない音源の存在を確認。芸能生活60周年にわたる舟木一夫作品を再網羅する取り組みの一環として、今回のアルバムのコンセプトとすることになった。結果として今回のアルバムには初CD化&初配信となるお宝楽曲が全13曲収録されることとなった。

初CD化＆初配信となる楽曲の中には昨年の60周年ツアーやファンクラブコンサートの中で歌唱された「若い夜」（1971年）、「逢う瀬」（1974年）や「維新の若人」（1977年）なども収録。なかでも舟木と内藤洋子が恋人役として共演した映画『その人は昔』（1967年公開）の挿入歌で舟木と内藤のデュエット曲として知られる「恋のホロッポ」。今作では1977年に発売された「限りない青春の季節」に収録された「恋のホロッポ」の舟木のソロ・バージョンが46年ぶりに収録される。さらに1971年のレコード発売以来、CD化も配信もされておらず、現段階では入手困難となっている『舟木一夫 花のステージ 第10集』からの楽曲6曲は52年ぶりの復刻初CD化&初配信となる。

【日本コロムビア 制作ディレクター コメント】
デビュー60周年となった昨年、幾つもの構成を組み立てた舟木一夫のステージを見て、実は普段ほとんど耳にしたことのないオリジナル楽曲を何曲も耳にしました。担当者として「これはいかん！」とこれら楽曲を聴き直した時、実は今ほとんど耳にする機会のない楽曲にたくさん触れたことからこのアルバムを作りました。聴いてみると、レアな楽曲ながらも、舟木さんの耳になじむ特徴ある声がどの楽曲を聴いても耳に残り、実はとても聴き応えある個性溢れた楽曲ばかり。ベストアルバムとはまた違った、舟木の若きエネルギーに満ちた魅力が詰まっています。

日本コロムビア株式会社
舟木一夫担当ディレクター
高橋正人