明日の「新・BS日本のうた」“演歌名人戦・長州の陣”に細川たかし、坂本冬美、三山ひろし、杜このみ、山崎ていじ、こおり健太ら

新・BS日本のうた


3月24日(日)19:30からNHK BSプレミアム4Kで放送の「新・BS日本のうた」は、“豪華共演による真剣勝負・名人戦! ”と題して細川たかし、坂本冬美、三山ひろし、杜このみ、山崎ていじ、こおり健太らが出演する。

4人の歌名人による人気企画、名人戦!「これぞ名人戦の1曲」「チャレンジの1曲」「今うたいたい1曲」をテーマに、4人の迫力の熱唱は必見。初挑戦の名曲や最新曲も披露される。

【古今東西名曲特選】は「四季の歌」「玄海ブルース」「女心の唄」「浅草姉妹」「川は流れる」「二人でお酒を」「命あたえて」「やっぱ好きやねん」「3年目の浮気」「恋あざみ」「北の旅人」【スペシャルステージ】「北の漁場」「男の土俵」「涙を抱いた渡り鳥」「紅とんぼ」「愛は勝つ」「グッド・バイ・マイ・ラブ」「わかって下さい」「冬の旅」「葦風峠」「ほろ酔い満月」「渡り鳥」「二○二○イヨマンテの夜」ほか。


【渡辺アナによる見どころ紹介】
山口県山口市からお届けするスペシャルステージは、題して「演歌名人戦・長州の陣」。山口を舞台に熱い歌の戦いを繰り広げていただきます! 参戦するのは、細川たかしさん、坂本冬美さん、三山ひろしさん、杜このみさんの4人。時代を彩ったヒット曲からご自身の歌など全12曲のステージは圧巻です。特に、杜さんは初めての名人戦。「“歌名人”として細川師匠と同じステージに立たせていただき光栄です。でも、すぐ後ろで師匠に歌っている姿を見られるのは……正直緊張します!」と名人戦ならではの独特な雰囲気にのまれそうになったと話します。とは言え、勝負が始まれば師匠も弟子も関係なし! 水前寺清子さんの「涙を抱いた渡り鳥」では民謡で鍛えたハリのある歌声を披露する一方、アン・ルイスさんのラブバラード「グッド・バイ・マイ・ラブ」ではキュートな魅力たっぷりで聴かせるステージに、「このみも大人の女性の魅力を感じる曲を歌えるようになったんだなぁ……」と師匠の細川さんも太鼓判を押します。

そんな若手の奮闘に、細川さんや坂本さんも黙っていません! 細川さんの圧倒的な声量でお聴きいただく北島三郎さんの「北の漁場」や森進一さんの「冬の旅」、極めつきは「二〇二〇イヨマンテの夜」。細川ワールド全開の迫力ある歌唱に、会場の皆さんからは惜しみのない拍手が送られます。あの……“震えるような感覚”がたまりません! そして、演じて魅せる坂本さんのパフォーマンスもまさに“名人芸”。これぞ沁みる演歌の名曲! ちあきなおみさんの「紅とんぼ」や、演歌のジャンルをこえて初めて挑戦するという因幡晃さんの「わかって下さい」など、情感たっぷりに歌い上げる姿はさすがの一言です。歌詞の言葉を丁寧にかみしめ、曲の世界観にグッと引き込む坂本さんの“凄み”をまざまざと見せつけられます。

そうした中、今回のステージに並々ならぬ強い思いを寄せていたのが三山ひろしさんです。山口県は三山さんの亡き師匠、作曲家・中村典正さんの故郷でもあります。歌うのは、中村さんが手掛けた「渡り鳥」。渡り鳥の姿に故郷への思いを重ねた1曲です。「先生は故郷のことをよくお話する方で、故郷や日本の原風景を感じて欲しいと思っていつも曲を作っていた。望郷への思いが詰まったこの歌とともに、今日は先生を里帰りさせてあげたいです」と本番前に舞台袖で私に話をしてくれました。万感の思いで舞台に立つ三山さんは、上の方を向き、「先生! 山口に帰ってきましたよ」と話しかけているようにも見えるのです。朗々と歌いながら、熱い思いが溢れてくる三山さん。歌の技術もさることながら、曲に対する思いが聴く人の胸に伝わると……よりグッときますよね。これこそ“歌名人”なのだと感じます。4人の歌手が渾身の歌唱で勝負する“名人戦”、どうぞお楽しみに!


「新・BS日本のうた」は日本人の心に深く残る歌の数々、多くの人々の支持を集め長年親しまれている「日本のスタンダード・ナンバー」ともいうべき名曲を紹介する、音楽番組です。


「新・BS日本のうた」

放送:NHK BSプレミアム4K
日時:3月24日(日)19:30~20:59
出演:市川由紀乃 / 入山アキ子 / 男石宜隆 / こおり健太 / 坂本冬美 / 島津悦子 / 細川たかし / 三山ひろし / 杜このみ / 山崎ていじ / 中尾唱 / BS日本のうた楽団
司会:渡辺健太


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◆NHK「新・BS日本のうた」オフィシャルサイト