太田裕美、アルバム23タイトル一挙配信、NHK-BSプレミアムにて特集をオンエア

2017年4月26日歌謡情報

太田裕美

4月26日、太田裕美のオリジナル・アルバム23タイトルが全世代リスナーのリクエストに応え、一挙に配信スタートされた。同日、NHK-BSプレミアム「名盤ドキュメント」にて大ヒットした名作アルバム『心が風邪をひいた日』の特集がオンエアされる。

魅力的な歌声で、アイドルを超えJ-POP女性ヴォーカルのパイオニアとなった太田裕美。ファンの間で人気の高い4枚のオリジナル・アルバム『心が風邪をひいた日』（’75年）、『12ページの詩集』（’76年）、『こけてぃっしゆ』（’77年）、『ELEGANCE』（’78年）については、同時にハイレゾ配信（96kHz 24bit）される。70年代から80年代に発表されたシングル全A面曲をまとめた配信のみのオリジナルベスト盤『70s～80sシングルA面コレクション』も通常配信とハイレゾ配信で登場。この時代を彩った「雨だれ」「木綿のハンカチーフ」「赤いハイヒール」「九月の雨」「さらばシベリア鉄道」といった大ヒット曲、ヒット・アルバムが配信されるのは今回が初めてとなる。今回のプロジェクトのために、アナログ・マスターからあらたにリマスタリングを施してハイレゾ化した4枚のアルバムとベスト盤では、太田裕美唯一無二のキュートな声の魅力とナチュラルなサウンドをより一層楽しむことができる。

太田裕美の一挙配信を記念してソニー・ミュージックダイレクトのエンタメサイトotonano内でも特集が展開され、太田裕美のアーティストの魅力を現在の視点から徹底解剖するコラムやアルバム23枚の一口レビュー、さらにハイレゾレビューも追加した充実の内容となっている。

NHK-BSプレミアム「名盤ドキュメント」は、60年代後半から80年代に発表された画期的な“コンセプト・アルバム”がどんな演奏や録音技術、アーティストの思いから生まれたのか、実際にマルチ・テープを聴きながら関係者の証言をまじえつつ、1枚のアルバムを深く掘り下げて検証する番組となっており、第6弾として太田裕美の『心が風邪をひいた日』が取り上げられる。このアルバムの1曲目に収録されている「木綿のハンカチーフ」は、21世紀に入ってからも、椎名林檎、いきものがかり、草野マサムネ（スピッツ）、綾瀬はるか、ASKA、May J.、天童よしみなど多数のアーティストにカバーされている永遠の名曲だ。この名盤の魅力が徹底的に分析される模様は必見である。

太田裕美