北山たけしが5月8日、都内で『霧笛の酒場』のヒット御礼プレミアムイベントを行った。
2017年でデビュー14年目を迎える北山たけしの新曲『霧笛の酒場』は2016年11月に発売後、オリコン演歌・歌謡ランキングで1位を獲得し、カラオケでも人気を集めているこの楽曲は、徳光和夫からの熱いラブコールで実現した北山たけし初のムード歌謡となっている。今回のイベントは『霧笛の酒場』の購入者を対象としたもので、約3,000通の応募のなかから選ばれた50組100名のファンが参加した。
目にも鮮やかな水色のスーツ姿で「今日は頑張って歌ってまいります。お付き合いの程よろしくお願いします!」と挨拶し、「流れ雲」からイベントが始まった。「ゴールデンウィークは4日間お休みをいただき八王子のひよどり山の山頂で過ごし、リフレッシュどころか非常に疲れた4日間でした」と笑いを誘った。
「キタサンブラック(師匠の北島三郎の所有馬)が天皇賞で2連覇。現在、事務所の一番の稼ぎ頭となっており、おんぶにだっこでございますが、わたしは歌い手ですから、歌で事務所の柱になっていきたいと思っております」と意気込みを語った。
新曲のタイトルにちなみ、酒にまつわる楽曲4曲からリクエストを受け、上位2曲を歌うコーナーでは、1位の石原裕次郎「ブランデーグラス」、2位の河島英五「酒と泪と男と女」と続けて歌唱。4曲中2曲が歌われないということになるが、そこで終わらないのが北山だ。なんと上位2曲には入らなかった安全地帯「ワインレッドの心」、吉幾三「酔歌」も披露。北山らしいファンへのサプライズに客席は大いに盛り上がりを見せた。
「霧笛の酒場」のミュージックビデオを鑑賞した後、法被に前掛け姿の北山が「北山酒店の店主、タケちゃんでーす」と愛嬌たっぷりに登場し、新曲のさらなるヒットを願い鏡開きを行った。
最後に、「昭和の香りの詰まった古き良き時代を振り返り、愛した女性を、愛する女性を思いながら歌える一曲です。『霧笛の酒場』宜しくお願いします!」と、力強くも男の色気を感じさせる歌声に会場は酔いしれた。
さて、最後にとお伝えしたが、またまた予定外のサプライズ。会場の熱い声援に応え『霧笛の酒場』のカップリング曲「野菊の君だから」を急遽歌唱。最後まで何が起こるかわからない、まさにプレミアムなイベントとなった。
2016年11月16日発売
TECA-13720/TESA-13720
1,300円(税込)
[収録内容]
1. 霧笛の酒場
2. 野菊の君だから
3. 霧笛の酒場(オリジナル・カラオケ)
4. 霧笛の酒場(メロ入りカラオケ)
5. 野菊の君だから(オリジナル・カラオケ)