八神純子と鈴木康博が「一億の夜を越えて」をフル・オーケストラで演奏

2017年6月2日歌謡情報

八神純子 / 鈴木康博

八神純子が2017年7月にフル・オーケストラ公演＜八神純子プレミアム・シンフォニック・コンサート
Tokyo 2017～ライブCD『八神純子プレミアム・シンフォニック・コンサート』リリース記念～＞を行う。このコンサートにスペシャル・ゲストとして元オフコースの鈴木康博が参加する。

八神純子と鈴木康博はキャリア初期に「ヤマハポピュラーソングコンテスト」に参加したこともあり、いわばポプコンの先輩・後輩同士という間柄で同じ時代を活躍してきたが、ふたりが共演することはほとんどなかった。両者の出会いは2012年に鈴木のラジオ・レギュラー番組に八神がゲスト出演した際、八神は「緊張していた私の話をよく聞いてくださったので、スタジオにあったギターで自然と一緒に歌おうということになるぐらい鈴木さんのことが一気に好きになりました」とその時のことを振り返る。その共演がきっかけとなり、八神は鈴木に新曲「生きるから」（2016年）の編曲を依頼。レコーディングにはコーラスで鈴木も参加したことが、その後の共演につながった。

ふたりの共演を記念して、今回特別にフル・オーケストラ・バージョンで初披露されるのが、オフコース不朽の名曲「一億の夜を越えて」（作詞：安部光俊 / 作曲：鈴木康博）。八神はこの楽曲の魅力について「私の好きな曲だったということはもちろん、この曲は、ギター1本で歌うアコースティック作品としても、オーケストラ作品としても素晴らしい曲だと思っています」とコメント。「ギターを弾きながらオケと歌ってほしい」という八神の大胆なリクエストに、鈴木はアコースティック・ギターを弾きながらの初のフル・オーケストラ共演に挑む。「ビートのあるロックな曲をオーケストラでどう料理するのか全く想像がつきません。出来上がりに僕も楽しみです」と、自身も予想のつかない完成形に期待を膨らませる。八神純子と鈴木康博の“JUNKO & YASSスペシャル・デュオ”にも注目だ。

八神純子