野際陽子が肺腺がんのため死去、享年81歳

女優の野際陽子が、2017年6月13日に肺腺がんのため、都内の病院で死去した。享年81歳。

富山県富山市出身、立教大学文学部卒業後はNHKに入局し、アナウンサーとなる。1963年にドラマ『悲の器』(TBS)で女優デビュー。以後、数々のドラマ、映画に出演し、実力を備えた名女優として活躍。

1968年から出演したドラマ『キイハンター』(TBS)では、主題歌「非情のライセンス」の歌唱も担当。同曲は、当初、丹波哲郎と野際のデュエットの予定だったが、キーが合わずソロの曲となった。野際の得意のフランス語が、イントロと間奏部分の台詞“ウフン ラムール、アー ラモール”に活かされている。レコードのB面「おしゃれなスパイ」も歌い、歌い手としての存在感も示した。

関連記事
該当無し