伍代夏子、『肱川(ひじかわ)あらし』ロングヒット感謝の集い開催

伍代夏子

伍代夏子が1月25日に発売した、故・船村徹の生前最後のリリース作品となった『肱川(ひじかわ)あらし』のロングヒットを記念し<伍代夏子 祝『肱川あらし』ロングヒット 感謝の集い>が、6月21日、梅雨空の中、東京・中野サンプラザで開催された。

発売以来、好調に推移し、早くも「伍代夏子の新たな代表作」という声も上がっている。特に、カラオケ愛好者から支持を受け、「月刊カラオケファン」8月号(6月21日発売)のカラオケリクエストランキングで1位、ジョイサウンドの2017年上半期カラオケチャート2017年発売の演歌楽曲ランキングで2位にランクイン。また、オリコンのロングセラー演歌チャートでは4位、有線放送演歌リクエストチャートでは3度の1位獲得で、現在も26週連続チャートインするなど、各チャートでも好調なロングヒットを記録している。

この「肱川あらし」は、2017年2月に逝去された作曲家 船村徹の作品で、現・日本作詩家協会会長で「神田川」など数々のヒット曲を手掛けた喜多條忠が作詞した、伍代夏子にとっては悲願の、また最初で最後の「船村作品」である。選ばれた100名のファンと共に今回のロングヒットとなった喜びを分かち合い、伍代夏子、スタッフ、ファンが一丸となってさらなるヒットを目指す、いわば「決起集会」とも言えるイベントになった。

イベント冒頭、大きな歓声に包まれて登場した伍代は「とても難しい歌なのに、カラオケでたくさんの方に歌って頂いていると聞いてびっくりしています。それも応援してくださる皆様のおかげです」とファンに対し感謝の思いを伝えた。

伍代夏子

イベントには、作詞家の喜多條忠も駆けつけ「作曲が船村徹先生と聞いて相当なプレッシャーがありましたが、命を掛けるくらいの思いでいつも以上に気合を入れて作詞をしました。こだわったのは冒頭の長い歌詞ですが、船村先生が見事な曲をつけてくれました」と「肱川あらし」の制作秘話を披露。また「自分の作品の中でも5本の指に入ると言えるほどの曲です。伍代さんが気持ちを込めて歌ってくれたので、とても素晴らしい仕上がりになりました」と満足そうに語った。

年末に向け、決意も新たに「私にとっては念願の船村メロディーなので、代表曲と呼ばれるように、これからも大事に歌っていきたいと思います。ファンの皆さまも一緒に盛り上げて頂き、後世に残るような歌にしたいです」と伍代は話し、温かい拍手の中、イベントは終了した。

◆伍代夏子 スペシャルサイト