1977年にデビューし、その類まれなウィスパーボイスで多くの後継J-POPシンガーに影響を与えた元祖渋谷系シンガー佐藤奈々子が今年デビュー40周年を記念して自身のキャリア初となるインストアイベントを、7月10日タワーレコード渋谷店にて行った。
今回再発売された『Funny Walkin’』『SWEET SWINGIN’』『Pillow-Talk』『Kissing Fish』は慶應義塾大学在学中に出会った佐野元春を中心に加藤和彦、南佳孝、矢野顕子、鈴木慶一といった豪華作曲陣を迎えた、昨今のシティーポップ再燃ブームの牽引作ともいうべき作品だ。当日は約100名のファンが集まりトークショーからイベントがスタート。デビュー前から当時交流が深かった音楽プロデューサーの長門芳郎がMCを務め、デビューのきっかけから、佐野元春氏との出会いや当時の思い出を語った。
会場には多くのミュージシャンも応援に駆け付け、デビューアルバムに佐藤が楽曲を提供した野宮真貴と、交流の深いカジヒデキが急遽ステージに飛び入り参加。佐藤の40年のキャリアの中で初めて行ったインストアイベントを大いに盛り上げた。その後、ギターに清水ひろたかを迎えミニライブを実施。「週末のハイウェイ」「コインランドリー」「悲しきセクレタリー」「夜のイサドラ」といった代表曲を歌唱。その後アンコールでは、私の大好きな曲として「ムーンリバー」をカバーし全5曲を歌唱した。ライブ終了後はCD購入者を対象にサイン会を実施。多くのファンと触れ合いながら、「40周年続けられてきたのは多くのファンの皆様とスタッフのおかげ」と感謝の意を表し、大盛況のうちにイベントは終了した。佐藤は若い世代に向けた新しいアルバムを鋭意制作中で「年内に是非形にしたいと」今後も積極的な活動を続けていくことを誓った。
2017/6/28(水)発売
COCP-39996 / 2,400円+税
2017/6/28(水)発売
COCP-39997 / 2,400円+税
2017/6/28(水)発売
COCP-39998 / 2,400円+税
2017/6/28(水)発売
COCP-39999 / 2,400円+税