話題沸騰の三浦祐太朗が、母の名曲をカバーしたアルバム『I’m HOME』

三浦祐太朗

7月5日(水)、シンガーソングライターで俳優の三浦祐太朗が、自身の母の曲を歌い継ぐカバーアルバ厶『I’m HOME』をリリースした。

三浦は、Peaky SALTというロックバンドで「イトシセツナナミダ」でメジャーデビュー(2008年)。当初は、父が三浦友和で、母が山口百恵であることを伏せていたが、今では、母の曲をカバーするまでとなった。山口百恵ファンにとっても、三浦祐太朗ファンにとっても感慨深いところだろう。三浦にとって、アーティスト活動10周年を迎える節目となるこのアルバムには、ファンや両親へのプレゼントの意味も込められている。

収録曲は、「さよならの向う側」、「秋桜」、「謝肉祭」、「イミテイション・ゴールド」、「夢先案内人」、「プレイバックpart2」、「曼珠沙華」、「いい日旅立ち」の全8曲。まず、伝説の歌姫の名曲をカバーする、その勇気を讃えたい。百恵を知る世代は、偉大すぎる母親のパフォーマンスをどうしても思い出してしまう。そして、三浦の歌声に百恵の遺伝子を探す。確かに、三浦の歌声には百恵の影を感じる。それがなんなのか? を探り当てるように聴くのも一興。

全曲アレンジを変えており、百恵を知らない世代でも、まったく古さを感じないオリジナリティ溢れるアルバムに仕上っている。「イミテイション・ゴールド」ってロックなんだなぁ、と改めて感じさせてくれたりもする。三浦祐太朗の個性も存分に発揮された力作だ。

7月15日(土)14時(地域により放送時間が異なる)から、約13時間にわたって生放送される大型プロジェクト番組『音楽の日』(TBS系)に、三浦の出演が決定。このアルバムの収録曲を披露する。

◆三浦祐太朗 オフィシャルサイト