TOKYO FMでボブ・ディラン ノーベル賞特番放送「連絡がとれないのは受賞のニュース直後に行われたライブにヒントがある」

ロバート・キャンベル / 小室等

スウェーデン・アカデミーが、2016年ノーベル文学賞をボブ・ディランに授与すると発表したことを受け、10月23日(日)19時からTOKYO FM サンデースペシャル『ボブ・ディラン ノーベル文学賞受賞記念「TheTimesTheyArea-Changin’~時代は変わる~」』が放送される。ミュージシャンの小室等とアメリカ人の日本文学研究者・ロバートキャンベルは、ともにボブ・ディランの大ファン。ボブ・ディランの歌詞の文学的側面や、2016年の今年、ボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞する意味を探る。

受賞のニュースを受けて、「まるで親戚の兄貴が受賞したような気分!」と、小室等。ロバートキャンベルは「今年、なぜ? 理解するのに数分かかったが、まるで温泉に入るような感覚、じんわりと納得できた」と振り返る。「スウェーデン・アカデミーはボブ・ディラン本人と連絡が取れず、受賞を知らせる連絡を断念した、というニュースもありましたが…なぜ今連絡がとれないんでしょう?」と問いかけた小室等に対して、ロバートキャンベルは「受賞のニュース直後に行われたライブにヒントがある!」といって、驚きの持論を展開します。

やがて、話題はディランが過ごした1960年代のニューヨークやアメリカへ。公民権運動、ベトナム戦争など急激に社会環境が変化する激動の時代。奇しくもそれは、大統領選を控えた現在のアメリカ…候補者・トランプ氏を狂信する人々、移民を排除しようとする姿勢…今のアメリカを覆う空気と重なるのではないでしょうか? さらに小室等がボブ・ディランの代表曲のひとつ「風に吹かれて」を演奏する。演奏を聴いているうちにロバートキャンベルは涙を流し始めますが、果たしてその理由とは? 10月23日(日)19時からの放送をどうぞお楽しみに。

ボブ・ディランノーベル文学賞受賞記念「The Times They Are a-Changin’~時代は変わる~」

日時:10月23日(日)19:00 ~ 19:55
放送局:TOKYO FM
出演:小室等(ミュージシャン) / ロバート・キャンベル(日本文学研究者)

◆TOKYO FM 80.0MHz オフィシャルサイト