2023年5月31日
作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、バンドマン、振付師、……そして、歌手。きらびやかな日本の歌謡界を支えてきた偉人たちを紹介するとともに、その方々が発したエネルギー溢れる言葉を伝えます。常軌を逸した言動の裏に、時代を牽引したパワーが隠されているのです! このコラムで、皆様の生活に少しでも艶と潤いが生まれることを願います。
【仲村瞳の歌謡界偉人名言集】#16 歌手・八代亜紀の言葉
『週刊女性PRIME』(平成29年5月25日掲載)の“八代亜紀&May J.ほっこり対談”より
※八代亜紀は、なんと、デビュー当時から47年間、レコーディング姿をスタッフの誰にも見せていないという。May J.は、10枚目のシングル曲「母と娘の10’000日 ~未来の扉~」で、八代とのコラボレーションが実現。八代の貴重なレコーディング姿を見ることができ、光栄だと、この対談で語っている。演歌の女王の意外な一面が垣間見えた言葉である。
八代亜紀(やしろあき)
昭和25年生まれ、熊本県八代市出身。小学5年生の時に、ジュリー・ロンドンに憧れて、歌手になることを夢見る。バスガイドを経て銀座のクラブ歌手となり、昭和46年に「愛は死んでも」でレコードデビュー。同年『全日本歌謡選手権』(読売テレビ)のグランドチャンピオンとなる。全盛期は、リリースする曲が連続ヒットを記録。昭和55年に「雨の慕情」で第22回日本レコード大賞を受賞する。女優、画家としても、一流のパフォーマンスを発揮。現在も精力的に活動を続けている。