冠二郎、最後のバーベキューパーティーに愛妻も同席

冠二郎

歌手生活50周年記念曲の第3弾「ふたりの止まり木~歌手生活50周年記念バージョン~」がロングヒット中の冠二郎が8月25日、東京・千代田区のホテルニューオータニ東京・もみじ亭でバーベキューパーティーを開いた。

毎年8月の最終金曜日に同所で開催している恒例のバーベキューパーティーで、「NHK紅白歌合戦」初出場を果たした1991年からスタートして、今年で27回目となる。今回は、歌手生活50周年記念曲第1弾『友情の海』、第2弾『万里の嵐』に次ぐ同第3弾シングル『ふたりの止まり木』のヒット御礼を兼ねて行ったもの。『ふたりの止まり木』は、2016年11月16日に亡くなった冠の恩師・三浦康照が作詞し、2000年に発売された王道演歌の名曲で、今回の新曲として発売することを故人と生前から決めていたそうで、カラオケのリミックスと最新の歌唱による新バージョンとして発表した。3月の発売以来。好評を博し現在までロングヒットを放っている。

2016年は、パーティー開始前に同ホテル内のチャペル・プリンチパーレで、31歳年下の妻・みなこさんとのツーショットを公開。その後のパーティーにも顔を見せ、約100人の業界関係者の前であつあつぶりを披露した。今年も業界関係者約100人を招待し、まもなく結婚後1年半を迎える妻・みなこさんも顔を見せる中、この日も元気いっぱいの冠は過去のヒット曲から「炎」をはじめ、最新シングル「ふたりの止まり木」、紅白初出場歌唱曲で、セルフカバーの楽曲「酒場~歌手生活50周年記念バージョン~」の全3曲を熱唱。歌の合間には、各テーブルを回りながら業界関係者たちとの楽しい会話で盛り上がった。

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みなこさんとの結婚生活について「この1年5ヶ月、愛に包まれて幸せな日々を送っています。特に彼女は料理がうまいので、いつも家で食事をしています。彼女は母のようであり、娘のようでもあり、喧嘩もほとんどしません。不倫?絶対ありません」と言えば、みなこさんも「私も毎日が楽しくて幸せです」と笑顔を見せていた。その中で、11月13日に歌手生活50周年記念カラオケ大会&コンサートを東京・中野ゼロホールで開催することを発表し、「このバーベキューパーティーは、今年を最後にしたいと考えております。実は昨年のバーベキューパーティーのあと、師匠の(亡き)三浦康照先生と『今回を最後にしよう』という話をしていました。今年は、コロムビアのスタッフの皆さんのお力で開いていただきましたが、この歌手生活50周年のけじめとしてバーベキューパーティーを終了し、新たな旅立ちをしたい」と決断のほどを述べた。過去27回のバーベキューパーティーを振り返り、「平成3年に紅白に初出場し、その翌年、『炎』を発売した年の2回目のバーベキューパーティーを開いた翌日、このもみじ亭が火事になりましたが、その年も紅白に出ることができたのが一番の思い出です」と話した。

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冠二郎と愛妻・みなこさん

(提供:サンニュース)

◆冠二郎レーベルオフィシャルサイト