仲村 瞳の「スターの証明」第2回:加山雄三

仲村 瞳の「スターの証明」

歌謡界のスターと称される人物を取り上げ、様々な資料から、その人物の“凄さ”を浮き彫りにする証言集。

第2回は、湘南ソングの源流にして82歳となった今もなお精力的に音楽活動を続ける、永遠の若大将・加山雄三をフィーチャーする。

加山雄三

加山雄三(カヤマ ユウゾウ)
1937年(昭和12年)4月11日生まれ、神奈川県横浜市出身。ミュージシャン、俳優。明治の元勲・岩倉具視の血筋、シンガーソングライターの草分け、日本初のサーファー、スポーツ万能で頭脳明晰な日本が誇るスーパースター。2014年、旭日小綬章を受章。

僕、加山さんのノートを見せてもらったことがあるんですけど、そこに相対性理論の数式とか宇宙の物理の法則とかびっしり書いてあるんですよ

ミュージシャン・タブゾンビ(SOIL&”PIMP”SESSIONS) 『S×S×Z』(THE King ALL STARSから鹿児島にルーツを持つ加山雄三さんが登場!/2016.5.22)より

加山さんもステージで歌ってる時は楽しそうだったし、すごいオーラが出てましたよ、スターのオーラが。それが若々しさっていうものでもないんですよ。ミッキーマウスを見るような感じ(笑)。ミッキーマウス見て、若いって思わないじゃん。そんな感じ。だから特別なんですよ

ミュージシャン・甲本ヒロト 『Y!ニュース』(ザ・クロマニヨンズ「ロックンロールは中学生の心を直撃しないとダメ」/文・田中久勝/2018.10.10)より

ビートルズと会って、話して『お前らもプレスリーとか好きなのか? オレの後輩だな』って言ったらしいですよ

DJ・カレー屋まーくん 『FNMNL』(Illicit Tsuboi × カレー屋まーくん対談 /取材・構成:和田哲郎/2017.3.15)より

加山雄三さんが81歳で今もモズライトのギターで速弾きして現役で、これから先もまだまだ現役だと思うんですけど。そう思うと自分たちも生涯現役だな、まだまだ行けるなとアグレッシブな気分になって

ミュージシャン・横山剣 『SOUND PUREDIO presents 音解(おととき)』(8月11日のゲストは、クレイジーケンバンド 横山剣さんです。/2018.8.11)より

加山さんの音楽っていくつかのバックグラウンドがぐしょっと、複雑に絡み合ったものだと思うんです。で、僕にとっての最大の疑問は、60年代アタマに どうしてこういう音楽が生まれえたのか。だって こういう音楽をやっていたのは、当時の日本では加山さん以外には誰もいなかったんだから

ミュージシャン・山下達郎 『加山雄三/グレイテストヒッツ★アビーロード・リマスタリング 山下達郎対談付』(山下達郎との対談ブックレット)より

もうホントにすごくて! 声量もパフォーマンスも、現役っていう言葉を使うのもなんか失礼なんじゃないかっていうくらいすごすぎて!(中略)加山雄三さんがご自身の曲を歌っていて、それのコーラスを桑田さんと原さんと達郎さんと竹内まりやさんがやるんですよ! すごくないですか、それ! すごくみんなうれしそうなんですよ。(中略)コーラスの曲が終わって桑田さんたちが客席に降りて、僕たちみんな立って聴くんですけど、加山雄三さんの歌を聴いているときの桑田さんたちがホントに子供みたいなんですよ! アイドルを見る目で、目がすごくキラキラしていて。ホントに大好きな人が目の前で歌っているっていう感じで。その光景をすぐ後ろから見ているときに、ものすごく歴史となんかすごい感動を覚えてしまって

ミュージシャン・星野源 『M-ON! MUSIC』(桑田佳祐夫妻&山下達郎夫妻が主催した加山雄三80歳誕生会で、星野 源も涙/2017.4.28)より

ある監督が、『一度、歌を聞いてくれ』と連れてきたのが加山さんで、とてもモダンなメロディだったのを覚えています。大変な俳優さんが世の中に出てきたと思いましたね。その曲が第一作の『恋は赤いバラ』でした

作詞家・岩谷時子 『週刊現代』(「渦中の人」第58回 加山雄三 俳優・55歳/1992年6月6日号)より

『バイオハザード4』の大ファンで、芸能界でこれをクリアしたのはボクと加山雄三さんだけ。加山さんに初めてお会いした時に『クラウザー!』とあいさつを交わして以来、ゲーム親友として情報交換しています

アナウンサー・鈴木史朗 『タブ・ハウス』(活力のあるシニアが新時代を作る vol.29/2007年8月)よりより

ナリフリにあまり気をとめないのは、いまだに変わりありませんが、つっかけサンダルをはいて、手ぬぐいを腰にぶらさげた慶応ボーイなんて、ほかにはなかったでしょう

加山雄三の祖母 江間光括 『平凡』(特ダネ・ストーリー おばあちゃん江間光括さんが語る 若大将のガールフレンド/1966年7月号)より

加山雄三がいつまでもかっこよく、世間が期待する若大将でいるために、親父がどれだけの努力をしているかがだんだん見えるようになってきた。年を取れば取るほど、その努力はたいへんです。ステージであれだけのパフォーマンスを見せるために、楽器だって今でもものすごく練習しているんです。一流のアーティストがここまでやるのかとあきれるくらいやっています

俳優・加山徹 『現代ビジネス』(「若大将の息子」が、加山姓を継ぐことを決意するまでの葛藤を明かす/2019.4.14)より

中身が若ければいつまでも元気にやってけるんだっていう見本みたいな方ですよね。『動くパワースポット』って呼んでるんですけど、加山さんが来るとやる気が出て、若返った感じになる(笑)

ミュージシャン・Bose(スチャダラパー) 『週プレNEWS』(加山雄三×スチャダラパー・Bose対談/2017.4.11)より

加山さんって、いつも大きな夢に向かって大海原を航海している感じですね。並外れた夢見る力をお持ちで、周囲を照らすオーラがまた半端じゃない

作詞家・阿木耀子 『サンデー毎日』(阿木燿子の艶もたけなわ 連載78/2015年11月 8日号)より

茅ヶ崎の加山のお邸みたいな家の別棟にガレージがあって、夏休みはその中でみんなで合宿して練習しました。昼間は船で遊び、太陽族から女を抜いたようなものでしたよ。加山はピアノとボーカルでしたが、パーフェクト主義者で、いい加減にやると何度もやり直しさせました

元・京都日産自動車社長(高校から大学を通じてのバンド仲間)・石橋功次 『週刊現代』(「渦中の人」第58回 加山雄三 俳優・55歳/1992年6月6日号)より

加山さんは固定相場1ドル360円の時代に、自らが率いる高校生が主体のバンドがフェンダーのギターやアンプを揃えるのに躊躇しなかったり(注:ギター1台が今でいう200万円ほど。親類を通じてアメリカから直輸入)、そのバンドの喜多嶋修さんは慶應大生時代にアビー・ロード・スタジオに行っちゃったり。相当に豊かな層でもあったわけですが、同じお金持ちでも誰もが音楽と世の中にプラスになることをやるわけじゃないですし、彼らはありがたい存在です

音楽評論家・宮治淳一 『ダ・ビンチニュース』(サザン桑田佳祐にSuchmosYONCE …なぜ茅ヶ崎に音楽家が集まるのか?“サザン”の名付け親・宮治淳一さんインタビュー/2017.11.17)より

この間木崎さんと一緒にやった加山雄三さんのコンサートでは、改めて加山さんの才能に敬服しました。(中略)作曲家、シンガー、そしてエンターテイナーとして、加山さんは本当に才能がある方です。加山さんとは機会があればまたご一緒させていただきたいと心から思います

指揮者・大友直人 『musicman-net』(第61回 大友直人氏 指揮者/2010.12.17)より

かやまぁ、テレビに殺されるなよ!

映画監督・黒澤明 『TOP the POP』(加山雄三27歳~ トップスターとして多忙を極める若大将に名匠・黒澤明が放った一言/2018.6.30)より

幸せだなあ。僕は加山さんがいたから僕はいままでやってこられた。あなたは僕にとって音楽そのもの、輝くような太陽、母なる海でもあります。一生、加山さんをお慕い申し上げます

ミュージシャン・桑田佳祐 『SANSPO.COM』(桑田佳祐、加山雄三ライブにサプライズ登場「幸せだなあ」/2014.8.24)より

息子が生まれると名前には加山雄三さんの映画『若大将』の劇中の役名『雄一』と名付けるほどに加山さんと海に憧れ、プレスリーの映画を見ては、ハワイへの思いが強くなりました

(株)ジョイマーク・デザイン代表取締役・下山好誼 『ハワイに住むnet』(【”ハワイに住む”を叶えた人々】下山好誼さん/2018.10.08)より

加山さん今もギター、バリバリ弾けるんです。最年長シンガーソングライター・ギタリストですよね。素晴らしい!

ミュージシャン・横山剣 『CREA 』(CKBデビュー20周年記念対談 横山剣✕出光研/2018.9.24)より

『岩谷時子=弾 厚作ワークスコレクション』

加山雄三 / 岩谷時子=弾 厚作ワークスコレクション
2019年6月5日発売

■限定盤
全140曲 CD7枚組 ミニチュアギター付
MUCD-8129~8135 / 27,000円(+税)

■通常盤
全140曲 CD7枚組
MUCD-1429~1435 / 20,000円(+税)

『岩谷時子=弾厚作 ベスト・ワークス・コレクション』

加山雄三 / 岩谷時子=弾厚作 ベスト・ワークス・コレクション
2019年6月5日発売
全15曲 MUCD-1427 / 2,778円(+税)
[ 収録楽曲 ]
1. 海 その愛
2. 君といつまでも
3. 旅人よ
4. 夜空の星
5. 恋は紅いバラ
6. 蒼い星くず
7. 時を超えて
8. ぼくの妹に
9. 白い砂の少女
10. この愛いつまでも
11. 美しいヴィーナス
12. 夕陽は赤く
13. お嫁においで
14. LIFE
15. September 4th(9月4日)

関連リンク

◆加山雄三 オフィシャルサイト