【イベントレポート】純烈 白川裕二郎、『忍風戦隊ハリケンジャー20th』初日舞台挨拶

【イベントレポート】純烈 白川裕二郎、『忍風戦隊ハリケンジャー20th』初日舞台挨拶


Vシネクスト『忍風戦隊ハリケンジャーでござる!シュシュッと20th anniversary』の完成披露舞台挨拶が、6月16日(金)新宿バルト9にて開催された。本記事では、オフィシャルレポートをお届けする。




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TVシリーズ放送から20周年の時を超えて、6月16日(金)より期間限定上映、10月にBlu-ray&DVDが発売となるVシネクスト『忍風戦隊ハリケンジャーでござる! 20th anniversary』が初日を迎え新宿バルト9で満員の観客に囲まれて初日舞台あいさつを実施した。

ハリケンレッド/椎名鷹介・鷹之介役の塩谷瞬、ハリケンブルー/野乃七海・なみ役の長澤奈央、ハリケンイエロー/尾藤吼太・吼太郎役の山本康平、カブトライジャー/霞一甲・一角役の白川裕二郎、クワガライジャー/霞一鍬・一牙役の姜暢雄の5人が登壇し本作の見どころや感謝を笑いを交えながら軽快なトークを繰り広げた。

まず最初の挨拶で塩谷は「天気にも恵まれて皆様のおかげで初日を迎えることができました。ありがとうございます」と感謝を伝え、ほかの登壇者もそれぞれ挨拶し、最初の質問では本作で“ウラ七本槍”の最強最悪の敵・オイランダを演じた元宝塚の陽月華との撮影裏話を質問されると、「色気がすごかった」と率直な感想もあり塩谷が「いきなり現場に入ってくると難しいと思うんですが、役作りも完璧で作品が江戸時代だからオイランダがいるおかげで、さらに江戸が深くなったと思います。頼りがいのある姉さんでした! 一緒にやっていて楽しかったです」と明かし、長澤も「楽しんで演じていらっしゃっていて、『ハリケンジャー』とかスーパー戦隊とか、こういう特撮ヒーロー作品見たことないんだけど『これでいいのかしら? 楽しいわ~』って言っていて演技されていて、それがすごく気持ちよくて一緒にお芝居させていただいてすごく勉強になりました」との現場での対応を明かした。

山本も「こんな俺たちとも仲良くしてくれて気さくな方だったよね。ちょっとゴウライジャーにからまれすぎてたから迷惑してたかな!?ってね」ってコメントすると白川も「陽月さんがクランクインの日に6人で決起会みたいにごはんに行って、お支払いも終わって帰るときにアルバイトの2人がついてきて『俳優さんですよね?』って言ったんです。それで姜くんが『そうだよ!』みたいに返して『ドラマ見てました』みたいになって、そしたら姜さんが『あいつ(白川)知ってる? あいつ純烈だぜ!』って言ったら2人が『えっ? ズンレツ…!? 知りません』って言われて、何にも言ってないのにめちゃくちゃ恥ずかしかったんだよ。陽月さんにも全然売れてないじゃんってなって」と陽月との食事会でのエピソードを小芝居付きで繰り広げ会場には笑いが溢れた。

MCより「20年やっていてよかったことはありますか?」との質問に、山本と姜が率先して手を挙げお互い譲り合った後、姜が話すことに。「『10YEARS AFTER』の時に岩船山の撮影中に、山本くんに第二子が産まれたって連絡があって東映撮影所まで戻るつもりだったけど、早く行った方が良いってなって僕と車で向かったんだけど、1回目の回で、その10年前に産まれた子が見に来ていて年月すごいなって思いました。10年経って物心がついてこの場に来てるっていうのは山本くんが『ハリケンジャー』をやってるからこそ、こうやってお父さんがかっこいい姿を見れたってことだと思うので、僕にも3歳の子どもがいるので、あと7年がんばれるかなって思いました」と当時を振り返りながら明かすと山本からは「全く同じこと言おうと思ってた!!!<.b>」と驚きの展開と10年前の出来事にしみじみ。

長澤も「子どもが3人いるんですけど、子どもの学校の担任の先生とかが『当時見てました!』って言ってきてくれて、子どもにも『お母さんすごいんだよ』って言ってくれてて嬉しく感じました。こうやって特撮ファンの方とかではないところで時を超えて言ってくれる人がいるんだなって思ったら感慨深かったです」と語った。

塩谷からも「20年間続けてきてよかったと思うのは、本当に10周年でも感じたことなんですが、僕らが新しいことを作れて、新しい未来を切り開けたっていう、当時3歳とか5歳だった子が20年経って大人になっていて、たとえば俳優さんになっていたりとか自分でお金を払って今日来てくれていたりだったりとか、手紙をいただいた中でも『初恋だった人が自分のお金を払って見れることができて感動しました』とか、一世代回って自分たちがやってきたことが世の中に残っているのが俳優としてもヒーローとしてもよかったなって感じました。相撲とか格闘技の方の中でも『子どものころ見てました』って言われると今のパワーの一つが僕らがやってきた番組なのかなと思うと、本当に素晴らしい作品に関わらせていただいたなって感じて、そこにまた新しい命が吹き込めたってことに感謝しています」と20周年の想いをあかした。

ここでファンの方々とマスコミを前に、変身ポーズと名乗りを5人で披露。
会場からは拍手が鳴りやまず、1番の盛り上げをみせた。最後に塩谷から挨拶。「本日はご来場いただき誠にありがとうございます。無事20周年を迎えました。数年前から準備をたくさんやってきました。ブルー(長澤)とイエロー(山本)は裏側でいろんなことをやってくれて、イエローの康平くんはゴウライジャーから制作さんって言われるくらい頑張ってくれました。こんな感じで楽しくやれるのも、次がやれるのかわからないし、『アバレンジャー』とかほかのスーパー戦隊にもバトンが渡るためにも皆さん見てください! それでSNSで面白かったよでもなんでもいいので言ってください。そうしたらまた次が開けるかもしれないので……。みんな、ありがとうございました」と最後は感謝を述べ5人が深くお辞儀をし会場には暖かい拍手があふれ舞台あいさつは幕を下ろした。


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