小沢あきこ、デビュー30周年記念コンサートで30曲披露「30周年は私にとっては通過点の一つ」

小沢あきこ


小沢あきこが、12月2日(土)古賀政男音楽博物館けやきホールにてデビュー30周年記念コンサートをおこなった。





1993年にシングル「帰ってきてよ」でデビューした小沢は、現在まで27枚のシングル楽曲をリリースし、1995年には社団法人日本レコード協会「ゴールドシングル賞」を受賞するなど歌手として着実に知名度を上げてきた。この日の30周年記念コンサートは、30周年にちなんで30曲ものボリュームあるステージ構成でおこなわれた。

小沢が登場すると、詰め掛けた約200名のファンから「あっこちゃーん!」と大きな声援が飛び、序盤からボルテージが上がっていた。オリジナル曲はもちろん、「鳳仙花」(オリジナル:島倉千代子)やゲイシャワルツ(オリジナル:神楽坂はん子)などカバーもたっぷりと歌い上げた。ゲスト歌手で妻吹俊哉、若杉和子が参加、そして玲奈が舞踊でステージに花を添えた。

たっぷり30曲の中で、小沢はドレス・着物・芸者姿などなんと衣装を5回も変えるという早着替えで目でもファンを楽しませた。ステージ終盤では、新曲「風恋し」の作曲を担当した合田道人がピアノで参加。弾き語りで「いい日旅立ち」(オリジナル:山口百恵)と「風恋し」を披露し、盛況のうちに幕を閉じた。


【小沢あきこ コメント】
30周年は私にとっては通過点の一つとはなるんですが、節目として感謝を伝えるステージにしたいと思いました。25周年の時と違う重みがあります。今日のステージでこんな曲も歌っていたんだなと再発見してもらえていたら嬉しいです。こんな(30曲という)ボリュームではやることがなかなかないので貴重な一日になりました。

(新曲「風恋し」について)自分が芸者姿で歌うことは考えてもなかったですが、外国の方の反響がすごいんです。私の芸者姿でのSNSを見た海外の方からお声がけいただきまして、(今年の)10月にロサンゼルスとラスベガスに行ってきました。海外での公演はこれまで何度かありましたが芸者姿で歌わせていただきましたのでとても新鮮でした。たくさんの現地の方に喜んでいただけて嬉しかったです。日舞や三味線もチャレンジするんですが、今後は和の芸能の世界を深めていっていつかアジアやアフリカにも行って民族楽器とかともコラボしてみたいです。


小沢あきこ ニューシングル『風恋し』

小沢あきこ / 風恋し
発売日:2023年4月26日
COCA-18107 ¥1,500(税込)
[ 収録楽曲 ]
1. 風恋し
 作詞:北沢彰利 / 作曲:合田道人 / 編曲:周防泰臣
2. 風の中で…
 作詞:建石一 / 作曲:大谷明裕 / 編曲:周防泰臣
3. 信濃あたりで
 作詞:藤原良 / 作曲:合田道人 / 編曲:伊戸のりお
4. ヤットン節
 作詞・作曲:不詳 / 補作詩:野村俊夫 / 編曲:レイモンド服部 / カラオケ編曲:佐伯亮
5. 風恋し(オリジナル・カラオケ)
6. 風の中で…(オリジナル・カラオケ)
7. 風恋し(半音下げオリジナル・カラオケ)
8. 風恋し(2コーラスオリジナル・カラオケ)