長山洋子、35周年記念シングル発売イベントのキャバレーで振付指導

長山洋子

アイドルとして10年間活動後、演歌に転向して24年がたち、今年でデビュー35年目を迎える長山洋子が東京・銀座のキャバレー「白いばら」でデビュー35周年記念第1弾シングル『別れ上手』の発売記念イベントを7月18日に開催した。

今作は約1年2カ月ぶりのニューシングルで、長山ファンや演歌ファンはもちろんのこと、ふだん演歌を聴かない、歌わない女性、特に若い女性にも歌ってもらえるような振りを付けたポップ歌謡だ。イベント会場となった創業64年の老舗キャバレーに勤めるキャストたちに「別れ上手」の振付を覚えてもらい、故郷に帰ったときに歌ってほしいという願いを込めて同所で新曲発表イベントを行った。大勢のマスコミ関係者が詰めかける中、新曲「別れ上手」をフルコーラスで歌い、「今回は、『別れ上手』というちょっと意味深なタイトルの曲でして、(主人公の)女性像は、いたずらっぽい可愛らしさがある女性です。着物もふだんとはイメージを変えまして、ハートの柄が全体にあしらわれていて、ふだんは絶対にしない赤い口紅と赤いマニキュアを塗ってイメージを作ってみました。『捨てられて』という『でもねポーズ』の振りが付いた歌のときもカラオケ好きのお客さまに振りを最初に覚えていただき、それを週刊誌に取り上げていただいて話題が全国に広まりました。今回は久しぶりのポップ歌謡ということで、『捨てられて』以来の振りを付けましたので、振りも含めて皆さんにご覧いただきたいと思い、この「白いばら」さんで新曲イベントをさせていただきました」とあいさつ。

同店のキャストの中から選ばれた3人の若い女性に、「このお店の入口に日本地図があって、お店の女の子たちの出身地のところに名前が書いてあるんですが、これから皆さんが夏に故郷に帰って、地元のお友だちとカラオケに行ったりしたときにぜひ『別れ上手』を振り付きで歌ってくださいね」と言って、振付指導も行った。35周年を振り返って、「私はデビューしたのが高校2年の春で、最初はアイドル歌手時代が10年ありまして、その後に演歌歌手に転向したのが平成5年なので、ちょうど35周年を迎えさせていただきますが、ふたつのジャンルを経験させてもらったのがとても大きいです。今回の新曲は、『捨てられて』以来の振りが付いた歌ですが、私自身もいろいろと経験して、大人になり、やっと『別れ上手』のような歌が歌えるようになりました。髪型も意味深な小悪魔的な雰囲気を出したいなと思って、ちょっと横に流してみました。年齢、世代をこだわらない歌なので、若い方々にもぜひ歌ってほしいです。35周年に向けて、ジャンルを超えて、着物も津軽三味線も演歌も海を越えてどんどん発信していきたい」と話した。

35周年記念シングル『別れ上手』

2017年7月19日発売
VICL-37295 / 1,204円+税
[ 収録楽曲 ]
1. 別れ上手(作詩:鈴木紀代 / 作曲:浜圭介 / 編曲:川口真)
2. 嘘だといって(作詩:鈴木紀代 / 作曲:桧原さとし / 編曲:伊戸のりお)
3. 別れ上手(オリジナルカラオケ)
4. 嘘だといって(オリジナルカラオケ)

◆長山洋子オフィシャルサイト
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