杜このみ、将棋の聖地でニューシングルのヒット祈願「本格演歌歌手に王手をかけたい」

9月4日（水）に8枚目のシングル『王手！』を発売する杜このみが、8月28日(水)に将棋の聖地、東京・鳩森八幡神社にてヒット祈願を行った。

「王手！」の作曲は、平成18年9月26日に73歳で亡くなった作曲家・市川昭介。この度、その市川昭介氏の遺作が発見され、楽曲に感銘を受けた作詞家の多手石松観氏が、市川昭介氏が生前好きだった将棋界をテーマにした詞を完成させ、市川昭介氏の関係者から、若手歌手で最も勢いのある杜このみにぜひ歌ってほしいとオファーがあり実現したもの。

CDジャケットと同じく袴姿でヒット祈願に臨んだ杜このみも「『勝負の一曲を歌ってみないか？』と貴重なご縁をいただきまして、市川先生の遺した作品を歌わせていただきたいと、勝負の歌でとても威勢の良いこの歌と同じように力強い思いです。2番の歌詞が特に好きで、民謡を一生懸命続けてきていた自分を振り返って、歌いながらぐっとくる詞です。聴く度に勇気が湧いてくる作品なので、聴く人を元気にしたり、勇気づけたい。」と力強く語る。

さらにデビュー7年目の今年、30歳となった杜は、「実は将棋は一度も経験がないのですが、民謡の先生が小さい頃から『礼と感謝を大切に』と教えてくれていた自分と重なるところがあり、初めての将棋で初めての人生演歌に挑戦するので、演歌と言えば”杜このみ”と言われるように本格演歌歌手に王手をかけたい。」意気込みを話した。

CDジャケットの題字は将棋界のレジェンド、歌好きで知られている「ひふみん」ことプロ棋士の加藤一二三氏が手掛けておりコメントも到着した。

村田英雄さんの「王将」がヒットした頃、作曲家の市川昭介さんとお会いする機会がありました。今、「王手！」を聞いて、村田さんと市川さんと僕の3人で鼎談（ていだん）したことをふと懐かしく思い出しております。

「王手！」は、明るくて味わい深い歌詞、なかなか魅力的な歌です。若い秀才が名人よりも強くなるというのは、ユニークないい話題です。「自分のことを歌っているのでは」、と思う棋士がいるかもしれませんね。僕自身、そろそろ将棋の新しい歌がほしいと思っていたところです。杜このみさんが将棋界を歌ってくれたこの「王手！」期待しています。

加藤一二三

ニューシングル『王手！』

2019年9月4日発売
CD：TECA-13951 / 1,204円＋税
CD＋DVD：TECA-15952 / 1,389円＋税
[ CD収録楽曲 ]
1. 王手！
　作詞 多手石松観 / 作曲 市川昭介 / 編曲 南郷達也
2. おさらば故郷さん
　作詞 西沢 爽 / 作曲 和田香苗 / 編曲 石倉重信
3. 王手！（オリジナル・カラオケ）
4. 王手！（メロ入りカラオケ）
5. おさらば故郷さん（オリジナル・カラオケ）

[ DVD収録内容 ]
・「王手！」ミュージックビデオ
・「王手！」メイキング映像

関連リンク

◆杜このみ オフィシャルサイト