「昭和歌謡バトル☆闘え!演歌男子。」公開収録レポートその2

「昭和歌謡バトル☆闘え!演歌男子。」公開収録レポートその2

BSスカパー!と歌謡ポップスチャンネルで放送される特別番組「昭和歌謡バトル☆闘え!演歌男子。」の公開収録が東京・新宿FACEにて行われた。今回は、番組の中で放送される演歌男子たちの対決の模様をお届けする。

公開収録の会場となった東京・新宿FACEは格闘技のリングが常設されており、応募数を遥かに超えた中から選ばれた観客たちはリングサイドで見守るという、これから「演歌男子。」の収録が始まるとは思えない光景が広がっている。静寂が訪れた会場にゴングが鳴り響き、スポットライトに照らされたLiLiCoが前口上を始めた。「抜群の歌唱力でイケメン、あとは何が必要なのか。そう、答えは簡単、“ストロング”。女は、強い男に惚れる…。今宵、この四角いジャングルで戦う演歌男子たちよ…いざ、降臨!」と、戦いの始まりを告げた。続けて選手入場をアナウンスするのは、プロレス世界3大メジャー団体を実況する唯一のアナウンサー・清野茂樹。

昭和歌謡バトル☆闘え!演歌男子。

左から清野茂樹、LiLiCo

昭和歌謡バトル☆闘え!演歌男子。

今回のリングプロデューサーでもあるLiLiCoが「みんなイケメンだ~美味しそうだ~」と鼻息荒く演歌男子たちに迫る。「昭和歌謡バトル☆闘え!演歌男子。」は、演歌男子たちが二組ずつリングに上がり、昭和歌謡の“サビ”をかけて対決する、というもの。対決に勝てば“サビ”部分を、負ければ“サビ以外”を歌うことになる。

オープニングマッチは、今年1月デビュー甘いマスクと輝くミラクルボイス、中澤卓也!対するは、魂を揺さぶる唯一無二のプラチナボイス、“たまゆらの貴公子”川上大輔!

演歌男子。 中澤卓也 川上大輔

気になる対決の内容は「万歩計フリフリ対決」と題し、万歩計を手首と腰に付け1分間振り続けカウントが多い方が勝ちというもの。対決の前にLiLiCoから中澤卓也へ「寝るときは何着て寝るの?」という質問に対して中澤卓也は「水玉の可愛いパジャマです!」と観客の心をくすぐり、川上大輔への「ホイットニー・ヒューストンがお好きだということですが、どの曲が一番お好きですか?」という質問に「Run to You」と答え、川上がサビのさわりを歌うと観客からは甘い歓声が上がった。対決がスタートし、万歩計を装着した手首と腰を激しく振る。川上は「常日頃、手と腰だけは振ってますんで」と冗談なのか本気なのかわからない発言で観客を笑わせた。

演歌男子。 中澤卓也 川上大輔

演歌男子。 中澤卓也 川上大輔

対決の結果は、「中澤113カウント、川上127カウント」で川上の勝利となり、「聖母(マドンナ)たちのララバイ」の“サビ”を川上が、“サビ以外”を中澤が歌い上げた。

演歌男子。 中澤卓也 川上大輔

演歌男子。 中澤卓也 川上大輔

演歌男子。 中澤卓也 川上大輔

セカンドマッチは、音大卒民謡育ち、松坂ゆうき!対するは、ヤマト・ヒカル・ショウヤの3人組新世代歌謡グループ、はやぶさ!

演歌男子。 松阪ゆうき はやぶさ

演歌男子。 松阪ゆうき はやぶさ

LiLiCoの質問タイムでは、「聞けるかな~普通の質問にしようかな~」の言葉に観客から「えー」の声が上がり、じゃあ、とLiLiCoが切り出した質問は「今日の下着の色は何色ですか?」この質問に松坂は「ピンクです!」と即答。そこへハヤブサのヒカルが「今の質問、僕たちにもしてください」と上目遣いで懇願するが、観客からの反応はイマイチ。負けじとヒカルは「ラクダ色です!」、ヤマトは「真っ赤です」、ショウヤは「あの~、赤茶っぽいです」とそれぞれの勝負下着の色を告白した。こういったトークが聞けるのも「演歌男子。」の良いところだ。

演歌男子。 松阪ゆうき はやぶさ

演歌男子。 松阪ゆうき はやぶさ

さて、対決内容はというと「箱の中身はなんだろうな対決」と題し、中身が見えないようになっている箱の中に手を入れ、箱の中に何が入っているのか当てるという内容だ。対決に入る前にアイマスクを装着する4人は上下が分からず四苦八苦しており、ショウヤに至ってはアイマスクを口元に当てるおふざけも見られた。まず箱の中に手を入れるのは、松坂。「ふぇっ?なにこれ…」と戸惑っていた。続いてハヤブサからは、「歌の題名に“ヤマト”と入っているくらいだから」ということで、ヤマトが挑戦。「えっ!?なにこれ!なにこれ!」と言いながらも大胆に触りながら確認していた。観客側には箱の中身が見えるようになっており答えとなる「ハリネズミの置物」が入っている。二人はの答えはというと、松坂「健康サンダル!」、ヤマト「健康クッション!」大外れである。当たりが出なかったため第2戦に入り、松坂とヒカルが中身を確認する。二人は「「ハリネズミ!」」と答え決着がつかず観客からの拍手の大きさで決着を付けることになり、見事ハヤブサが勝利。「宇宙戦艦ヤマト」の“サビ”をハヤブサが、“サビ以外”を松坂が歌い、誰もが知っている曲だけに会場も盛り上がりを見せた

演歌男子。 松阪ゆうき はやぶさ

演歌男子。 松阪ゆうき はやぶさ

サードマッチは、あの吉幾三が惚れ込んだ重厚なハスキーボイス、真田ナオキ!対するは、あの山本譲二が見出した韓国・釜山出身、パク・ジュニョン!

演歌男子。 真田ナオキ パク・ジュニョン

韓国・釜山出身のパク・ジュニョンは「皆さん、アンニョンハセヨー!」と韓国語の挨拶で登場、客席からは彼の愛称「ジュニー!」の声が上がる。真田ナオキはパクが憧れの人ということもあり緊張気味だ。LiLiCoから真田への質問は「好きな韓国料理は?」というもので、真田は「毎日キムチを食べています!」と意外な回答。パクへの「好きな日本食は?」という質問には「ん~やっぱり、納豆朝食かな~。温泉卵を乗せてわーっとまぜて食べるのが好きです。」と、こちらも意外な回答だ。対決へ移るためのセッティング中、LiLiCoからパクへ「日本語上手だね~」との言葉に「それほどでもないです」と来日して6年とは思えぬ美しい日本語で答えていた。対決は、「そして、神戸」のタイトルにかけて「神戸クイズ対決」、神戸に関するクイズに早押しで答え先に3問正解した者が勝ちとなる。

演歌男子。 真田ナオキ パク・ジュニョン

演歌男子。 真田ナオキ パク・ジュニョン

1問目は、「港町神戸のランドマーク的存在で鉄塔の美女とも…」問題を読み終える前に真田が回答ボタンを押し「ポートタワー!」と正解を出す。2問目は「日本3大チャイナタウンのひとつで神戸にある中華街といえば」の問題に、パク「異人館!」、真田「六甲山!」と珍解答。その後パクが「僕1回行ったことあるんですけど…南と京都の京を書いて、南京町(なんきんまち)だったかな…」と正解を叩き出す。その後3問目は真田、4問目は2名とも不正解となり、5問目「『そして、神戸』の作詞家の名前は」と言い終ると同時にパクが回答ボタンを押し「これ知らないとダメでしょ、作曲は浜圭介先生、作詞は千家和也先生」と完璧な回答を出した。6問目「神戸市と淡路島をむすぶ全長3911mのつり橋といえば」、「あ~かし~…だいばし~…」と非常におしい回答のパク。続いて「明石大橋(おおはし)?」と真田が正解を出した。ここで真田が3問正解で勝利となり、「そして、神戸」の“サビ”を真田ナオキが、“サビ以外”をパク・ジュニョンが歌い、真田は憧れのパクと一緒に歌えた嬉しさに涙を滲ませていた。

演歌男子。 パク・ジュニョン

演歌男子。 真田ナオキ

演歌男子。 真田ナオキ パク・ジュニョン

そして、ファイナルマッチは、独特のこぶし回しとほがらかな歌声、鉄道マニアとしての一面を持つ、徳永ゆうき! 対するは、元戦隊ヒーローを中心に結成されたムード歌謡グループ、純烈!

演歌男子。 徳永ゆうき 純烈

演歌男子。 徳永ゆうき 純烈

最終対決、メーンイベントの始まりだ。LiLiCoの「ブルーコーナーYuki Tokunagaカモーン!」の掛け声とともに「平成ドドンパ音頭」が流れ徳永が入場。スムーズにリングインのできないコミカルな動きにまたしても笑いが起こる。これに対する純烈は「今夜はドラマチック」にのせて勢いよくリングロープを飛び越えて登場し、リングインとともにさながらプロレスかという乱闘を始め、徳永がもみくちゃにされ、。最終的に徳永が胴上げされるという激しいパフォーマンスで会場は異様な熱気に包まれた。

演歌男子。 徳永ゆうき 純烈

LiLiCoの「今日の勝負下着は」の質問に徳永が「黒!」と答えるも、客席からの反応は一切なし。会場全体が作り上げるちょっとしたコントのようだ。イケメン揃いの純烈に同じ質問を投げかけるが、さすがのLiLiCoも大照れ。「小田井が好きなくせに」という純烈メンバーの呟きで小田井がLiLiCoをハグし、客席はジェラシーの渦である。対決は「手押し相撲対決」、お互いが向き合い手を合わせ押し合い、足が動いた方が負けという内容に、元力士の白川は俄然やる気だが、徳永は柔道経験があるとはいえ気迫の白川を前に顔面蒼白だ。

演歌男子。 徳永ゆうき 純烈

演歌男子。 徳永ゆうき 純烈

演歌男子。 徳永ゆうき 純烈

第1戦、徳永VS純烈・最年少・の後上翔太の対決では179cmの後上が手を上げると徳永は全く届かないずに身長差を見せつける。「相手は人間じゃない!カピパラだぞ!」という外野(純烈)からのヤジにも負けず徳永が勝利。第2戦、徳永VS純烈・最年長・で190cmを超えるという小田井涼平の対決では、なんと10秒足らずで小田井が敗北、思わぬ展開である。第3戦、徳永VS純烈・の元力士・でありかつて朝日山部屋で綱の富士の四股名を持っていた白川裕二郎が四股を踏み徳永にプレッシャーを与えつつ対決が開始するも、「アッ」という間もなく白川が敗北。文句なしのに徳永の勝利3連勝となった。実は、対決に向かう白川は小声で「勝っていいの?」と言ったというエピソードも暴露され、白川は照れ笑いしていた。

演歌男子。 徳永ゆうき 純烈

「2億4千万の瞳」の “サビ”を徳永ゆうきが、“サビ以外”を純烈が歌う。イントロが流れ出し純烈・友井雄亮が華麗なアクロバットをみせ、徳永が“こぶし”をバリバリにきかせ歌う「2億4千万の瞳」はまさに「演歌男子。」でしか聴けない代物だ。

演歌男子。 純烈

演歌男子。 徳永ゆうき 純烈

演歌男子。 徳永ゆうき

演歌男子。 徳永ゆうき 純烈

演歌男子。 徳永ゆうき 純烈

対決後、「めっちゃ気持ちいいですね~歌って踊って試合にも勝って、こんなに素晴らしいことはないですよ!」と喜ぶ徳永だが、純烈は納得がいかない様子…。の純烈は一斉にヤジを飛ばし始め一触即発、様々な対決を繰り広げた演歌男子たちもこの様子を見兼ねてリングに集まると、徳永は純烈のメンバーを次々と投げ倒し、ハヤブサ・ショウヤは演歌男子たちに押しつぶされ、中澤卓也は満面の笑みを浮かべるという…完全な乱闘状態(?)に。

「昭和歌謡バトル☆闘え!演歌男子。」公開収録レポートその2

「昭和歌謡バトル☆闘え!演歌男子。」公開収録レポートその2

「昭和歌謡バトル☆闘え!演歌男子。」公開収録レポートその2

LiLiCoは「なんなのよ!これじゃ全然いい思い出にならないじゃないの!皆この曲でいい思い出を作りましょうよ!」と叫ぶと、演歌男子たちは「「「いい思い出?」」」と声を合わせ、H2Oの「思い出がいっぱい」のイントロが流れ出した。手の込んだ寸劇が終わりラストは今回出演した演歌男子たち全員の合唱で「昭和歌謡バトル☆闘え!演歌男子。」は幕を閉じた。

「昭和歌謡バトル☆闘え!演歌男子。」公開収録レポートその2

「昭和歌謡バトル☆闘え!演歌男子。」公開収録レポートその2

「昭和歌謡バトル☆闘え!演歌男子。」公開収録レポートその2

「昭和歌謡バトル☆闘え!演歌男子。」

■BSスカパー! 完全版直前スペシャル 30分
「闘え!演歌男子。舞台裏ドキュメント〜リングにかけた男子たち〜」
日時:7月17日(月・祝) 18:30〜19:00

■歌謡ポップスチャンネル 完全版 120分
日時:7月22日(土) 20:00〜22:00

出演:純烈 / はやぶさ / パク・ジュニョン / 川上大輔 / 徳永ゆうき / 松阪ゆうき / 真田ナオキ / 中澤卓也
MC:LiLiCo / 清野茂樹

「大鵬薬品スペシャル プレゼン!演歌男子。」


CS放送「歌謡ポップスチャンネル」
第1・第3金曜 18:00〜18:30(30分)
再放送 土曜 15:00〜 / 月曜 10:00〜
7月出演:松原健之 / こおり健太 / 最上川司
#7:7月7日(金)18:00〜18:30
#8:7月21日(金)18:00〜18:30

◆演歌男子。 オフィシャルサイト
◆歌謡ポップスチャンネル オフィシャルサイト